井筒和幸監督の作風とは!?

宇宙の法則
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 1990年の井筒和幸監督の作品。15年以上経って初めて見ることが出来た。井筒監督の作品というとエネルギッシュな主人公たちが突っ走って行くという印象なのだが、この作品では「エネルギッシュな主人公たちが突っ走って」いるにもかかわらず静かに物語が展開していく。
 特別にドラマティックな展開であるとも言えないし、登場人物もありふれた日常生活を送っているのだが、少しずつ主人公(古尾谷雅人)を応援したくなってくる。家族や友人たちに支えられ、最後はサクセス・ストーリーとして完結するのかと思うとあっさりと意外な結末。もし妻と一緒に見ていたら「えっ、これで終わり」と言われたに違いない。決して後味は悪くないのだが、不思議な映画である。しかし、考えてみればまさに現実とはこういうもので、映画のような出来事が次々に起きるというものでもあるまい。だからこそ「宇宙の法則」なのだろうか。
 キャストは豪華。今は亡き古尾谷雅人を除くと現在でも活躍している俳優ばかり。竹中直人の出演作をいったい何本持っているだろう。横山めぐみも初々しい。ミス・キャストなど一つもないと言っていいかもしれない。そしてこの作品を買った唯一の理由はエンディングに流れるスターダスト・レビューの「1%の物語」なのだが、ぴったり合っているのが嬉しかった。

 宇宙の法則
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