マトリックスは最初だからマトリックス

イーオン・フラックス
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 「われわれが現実だと思い込んでいる世界は実は…」というテーマは目新しいものではなく、「トータルリコール」や「マトリックス」、最近では「アイランド」などの系譜に連なる作品といってもいい。映画ではその「現実」からなぜ逃れる必要があるのか、という前提となる部分の押し出しが弱く、いまひとつ主人公たちに感情移入が出来なかった。むしろ抵抗勢力側の方が胡散臭く感じられ、主人公イーオンの活躍にもカタルシスが感じられない。ストーリーそのものは思ったよりも明快だったので、単純な「冒険活劇」に仕立て上げてもよかったのではないだろうか。明らかに「マトリックス」なのだが、二匹目(三匹目、四匹目…)のドジョウを狙うにはプラスαが足りなかったような気がする。
 結局、シャーリーズ・セロンのための映画だったのだが、確かにきれいで、カッコいいものの、それ以上の魅力が感じられなかった。考えてみればシャーリーズ・セロンの作品をまともに見たことはないのだが、もっと素敵な女優であるはず。どうして色気が感じられなかったのだろう。

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