謎は謎のままでも面白い!

カル tell me something
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 1999年の作品なので見るまでにずいぶん時間がかかってしまった。日本でも当時は「カルの謎」などと物議をかもし、ネット上の書き込みなども盛んだったらしい。現在でも「カルの謎」というキーワードで検索すると当時の書き込みも残っており、かつての盛り上がりぶりがうかがえる。それほどの作品という認識もなく、今頃になって見たのは認識不足もはなはだしかったと反省した。
 作品の評価は賛否両論あったようだが、個人的には「賛」の立場。説明不足という人もいるだろうが、仕掛けられた(?)謎についても決してストーリーを追う上で違和感を感じさせない。すんなり納得できなくても唸らされる作品である。ただ一つの「正解」ももちろん気になるものの、自分なりに解釈して楽しむことができるという点でも完成度は高いのではないだろうか。
 そしてハン・ソッキュとシム・ウナの2人を始めとして、魅力的な役者が勢揃いで、物語の展開、作品全体の緊迫感とスピード感、キャストの演技力とあらゆる面でバランスが絶妙。日本映画にもこのような作品がないわけではないのだろうが、極めて近くの「外国映画」だからこそ作品世界に没入できるのだろう、などとアジア映画の傑作を見るたびに同じことを思うのだった。 
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