香港映画の金字塔

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 倩女幽魂
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 記念すべき第1作目「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」については改めて語る必要はないのかもしれない。それまでジャッキー・チェンやホイ兄弟の香港映画は見ていたものの、20年以上にわたって私がアジア映画にハマるきっかけになったのがこの作品である。
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 そして、かつては軽い失望を禁じ得なかった続編の「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2」や「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」だが、改めて見直してみると評価すべき点が多々あることに気づく。
 1作目の切なさを期待して2作目を見ると似て非なるものという感じがしてしまうのだが、レスリー・チャン演じるツァイ・サン以外のキャラクターは1作目とは異なるのだから物語そのものも別の物語として見るべきなのだ。そう考えるとジャッキー・チュンの法師も新たな味付けになっているし、ジョイ・ウォンだけでなく、妹役のミシェール・リーも魅力的、牢獄で出会う老師の言葉も味わい深く、罪人として捕らえられた父親を救おうとする姉妹と皇帝に忠節を誓う役人、朝廷に入り込む妖怪の存在も(怪物の造型は子供だましだが、それもまた香港映画らしい)見事にはまっている。そういえば副題は「人間道」なのだ。
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 同様に3作目は妖怪ロウロウが蘇るのだが、100年後の話。オリジナルは忘れていい。ジョイ・ウォンはどうしても出て来ないわけにはいかないが、ジャッキー・チュンとトニー・レオンが新しい物語を展開している(「インファナルアフェア」のトニー・レオンだと思うと感慨深い)。物語や映像の作りの粗さはいかにも香港映画で、決して作品そのものの面白さを損なうものではないような気がする。


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