トム・ハンクスには憧れない!? ロード・トゥ・パーディション

ロード・トゥ・パーディション ROAD TO PERDITION
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 トム・ハンクスは現代を代表する名優の1人。アカデミー主演男優賞を2年連続で獲得し、1作だけではあるが、監督としての手腕も高く評価されている。彼の出演作品もほとんどハズレがないといっていいのだが、個人的にはいまひとつ感情移入しにくい俳優である。
 学生の頃に見た「スプラッシュ」、「ドラグネット」、「ビッグ」といったコメディ映画のイメージが強すぎるのか、頼りなく優しい男のイメージにはぴったりなのだが、強くたくましい男という役柄にはどうしても違和感がある。そのため、まもなく公開される「天使と悪魔」のロバート・ラングドン役も「ダヴィンチ・コード」のときにはピンとこなかった。
 さて、「ロード・トゥ・パーディション」だが、この物語でのトム・ハンクスの役柄は決してハードボイルド一辺倒ではない。むしろ息子を守る父親の側面が強調されているので、必ずしも強くたくましい男のイメージをアピールする必要もない。その点ではキャスティングは悪くないと思うのだが、そうそうたる顔ぶれの中では正直言って魅力に乏しいような気がする。何といってもポール・ニューマンの存在感、ジュード・ローの狂気、ダニエル・クレイグの愚かさなどは、いずれも印象に残り、彼らには「かっこいいなあ」と憧れるところもあるのだが、なぜかトム・ハンクスにはそういう気持ちを抱かないのだ。ひょっとすると、女性に人気はあったとしても憧れられる俳優のタイプではないのかもしれない。
 物語そのものは、2時間を切る短い時間ながら十分に楽しめた。ギャング映画には珍しく、ゆっくりとしたテンポなのだが、そのリズムに説得力がある。また、少しずつ子役の顔つきが変わっていくところもいい。女優に関してはやや寂しいが、「男たち」の映画だから仕方がないかもしれない。
 以前に購入した作品でしばらく手をつけていなかったが、とりあえず「天使と悪魔」公開記念ということで(?)ここにレビュー。





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2007-11-21

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