タイ式ホラー映画の教科書『怪奇映画天国アジア』

『怪奇映画天国アジア』 四万田犬彦著 (白水社)
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 出張先のジュンク堂書店で偶然見つけた1冊。タイ映画について網羅的に紹介した映画ガイドや書籍はなかなかなく、タイ映画の情報については個人のブログなどを眺めるしかなかったが、とうとう探していた本に巡り会うことができた。
 怪奇映画というジャンルについてではあるが、タイだけではなくインドネシアやマレーシア、シンガポール、カンボジアなどの数多くの作品を取り上げ、作品から読み取れる象徴性や各国の文化的背景などを論じている。何より筆者の映画への愛情(偏愛!?)が感じられ、「なるほど」と納得する部分、「そこまで言うか」と突っ込みたくなる部分など読み応えは十分。いまのところタイ映画に関する章だけを読んでいるが、これまでスルーしてきた作品も購入しなければならないという気持ちになり、この本を読んで1週間で既に5枚の新旧タイ映画DVDを購入してしまった。このあと他の国の章を読んだらどうなってしまうのだろう。
 3,045円(税込)と決して安くはないが、このブログを見てタイ映画に興味を持った方は、ぜひ一度手にとっていただきたい。
 第一章 怪奇映画はいかに語られてきたか
 第二章 インドネシアの怪奇映画
 第三章 タイの怪奇映画
 第四章 二〇〇〇年代のインドネシアの怪奇映画
 第五章 二〇〇〇年代のタイの怪奇映画
 第六章 マレーシア、シンガポール、カンボジアの怪奇映画
 第七章 結論

怪奇映画天国アジア
白水社
四方田 犬彦

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