ジェット・リーの貫禄 ウォーロード

ウォーロード 男たちの誓い THE WARLORDS 投名状
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 ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武という香港・中国映画を長年にわたって牽引してきた3人が顔を合わせるのだから、もう少し話題になってもよかったと思うのだが、「レッドクリフ PartⅡ」の影に隠れたのか、劇場公開時はそれほど盛り上がらずに終わってしまった感がある。しかし、この「ウォーロード」という作品、ドラマという点では「レッドクリフ」を凌ぐ面白さと言っても過言ではない。
 まずはジェット・リーだが、歳をとって表情や演技に貫禄と迫力が増してきた。ハリウッドに進出していた頃はまだ童顔で「少林寺」のイメージをぬぐい切れなかったが、最近の作品には年相応の落ち着いた雰囲気が出てきた。この作品のパン将軍役では顔のシワまでもリアルにさらし、その時々の葛藤や苦悶が表情からしっかりと伝わってくる。アンディ・ラウにしても、「インファナル・アフェア」や「墨攻」での若干スマートさが残る役柄とも違って、盗賊の首領というワイルドな役を好演。この2人がここまで「男の色気」を見せた作品はこれまでなかったのではないだろうか。それに対して3人の中で弟分を演じた金城武は、以前のような若々しい演技を見せて上手に登場人物のバランスをとったと言える。
 3人が3人ともキャラクターをかぶらせることなく、それぞれの役柄をぶつけ合っており、結果としてキャスティングは大正解。安易に先を読ませたり、飽きさせたりすることもなく、うまくラストまで持って行く見応えのある展開。ハッピー・エンドとは言えないラストではあるが、なぜかほっとするところもあり、後味も悪くない。「レッドクリフ」の影に埋もれさせるにはあまりに惜しい傑作である。

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この記事へのコメント

まっぴ
2010年11月15日 08:24
はじめまして。突然の紹介で失礼します。


ジェット・リーがアクションを封印して自閉症の息子との情愛を演じる映画「海洋天堂」(原題)が今年中国・香港・台湾などで公開されたのをご存じでしょうか。

ジェット・リーは脚本に感動し、ほぼノーギャラでこの映画への出演を決めたそうです。

この映画の音楽担当は、久石譲さんです。医学監修には日本人も関わっているそうです。


しかし、この映画は娯楽作ではないので興行的に不安があるのか、日本での公開はまだ決まっていません。

そこで、この映画の日本公開を目指して『ジェット・リーの「海洋天堂」を日本で観たい!』という活動を以下URLのサイトで行っていて、ネットで賛同メッセージを募っているそうです。
http://oceanheaven.amaterasuan.com/
もしよろしければ、ご協力お願いいたします。

(注…私はこの日本公開活動の運営者ではありません)


映画「海洋天堂」のストーリーです

水族館に勤める王心誠(ジェット・リー)は、妻を亡くして以来、自閉症の息子の大福を男手ひとつで育ててきました。
大福は海で泳いだり、水中の生物と触れ合うのが好きでした。
大福が22歳になり、心誠は将来の息子の自立について考えていました。
そんな中、心誠が末期がんに侵されていることがわかり…


予告編動画(英語字幕付き)
http://www.youtube.com/watch?v=F6MGxP2_oi8

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