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zoom RSS ジャッキーの新境地 新宿インシデント

<<   作成日時 : 2009/12/05 14:46   >>

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新宿インシデント Shinjuku Incident 新宿事件
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 タイトルには「ジャッキーの新境地」と書いたが、昔からジャッキー・チェンがアクション以外でも自分を表現したいと考えていたことはよく知られている。1989年にジャッキー自らが監督を務めた「奇蹟/ミラクル」 では、アクションよりもドラマを演じることを強調していたような記憶がある。もっとも、「奇蹟/ミラクル」はジャッキーのアクション全盛期を過ぎた時期の作品とはいえ、単純明快な娯楽作品を期待していたファンの評判はかんばしいものではなかった。しかし、この「新宿インシデント」は「奇蹟/ミラクル」から20年の歳月が流れ、ジャッキーも50代半ばの作品。機は熟したといえるだろう。
 「ウォーロード」のシュー・ジンレイ演じるシュシュを追いかけてくるにしては少し老けているとはいえ、ジャッキーはアクション・スターのオーラを封印し、汚い仕事に手を染めながら裏社会でのし上がっていく密入国者を好演。ジャッキーはいつの頃からか一歩退いて存在感を出すことをおぼえたらしく、「新ポリス・ストーリー」あたりから最近の「ドラゴン・キングダム」に至るまで、共演者を活かす演技ができるようになったような気がする。ジャッキーが抑えた演技をしているからこそ、「新ポリス・ストーリー」のダニエル・ウーをはじめとして、竹中直人や加藤雅也らのキャラクターも生きてきた。特に弟分の阿傑を演じたダニエル・ウーの後半の変貌ぶりは見事。全体を通して重要なポイントをしっかりと締めていた。 また、露出は多いとはいえないが、「西遊記リローデッド」や「墨攻」のファン・ビンビンのつぶらな瞳は相変わらず魅力的だった。
 劇中の日本(新宿)もそれほど違和感はなく、さすがに日本をよく知るアジア人の作品という感じ。展開も最後までダレることなく一気に見ることができた。最近のジャッキー出演作を見ていない人が、かつてのイメージを期待するとがっかりするのかもしれないが、ドラマで魅せたかったジャッキーの意図はある程度成功したといえるのではないだろうか。

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