技あり! メリル・ストリープ プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔 THE DEVIL WEARS PRADA
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 何といってもテンポがいい。つまらない物語であったり、パッとしない俳優が出ていたりしても、リズムさえよければ90分くらいはあっという間に過ぎてしまうものだが、この作品はリズムがいいうえに登場人物たちの掛け合いもバッチリ。序盤から物語の中にグイグイ引き込まれていく。
 最初からチャーミングなアン・ハサウェイは、ファッションに疎い男性の目から見るとそれほど変わったようには思えないものの、設定そのものは悪くない。お決まりのパターンで、美しく変わっていくアンディとは裏腹に、昔から彼女を知る恋人や友人は彼女から離れていく。そこまでの展開は読めるのだが、「なーんだ、やっぱりな」と思わせずに結末まで持って行けるかが肝心だった。その点、アンディの決断までは予想通りだが、見事にラストを締めたのはメリル・ストリープの笑顔。思えば、この作品のメリル・ストリープは、表情の演技だけでミランダを演じている。中盤まではまさに「悪魔」なのだが、自身の離婚について語るあたりからは「よっ、待ってました!」と声をかけたくなる名演技。結局、最後に印象に残るのはメリル・ストリープだった。「マンマ・ミーア!」とはまた違った彼女の魅力が十分に活かされていた。
 ファッションにそれほど関心のない男性にとっても文句なく面白く、ステキな作品だった。

プラダを着た悪魔 (特別編) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2008-10-16

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清清しいラストシーン ...
あの笑顔!ただのファ ...
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