西部劇+ナウシカ アバター

アバター AVATAR

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 かつての西部劇に見られたような白人優位主義とアメリカ的な薄っぺらなヒューマニズムに、宮崎駿のシャーマニズムが合体したような物語には突っ込みどころも多いが、さすがはジェームズ・キャメロン。見る側の期待に応えるだけのものをしっかり用意していた。
 劇場で3D版を見たわけではないので3D映画「アバター」の正確な評価とは言い難いが、ブルーレイではなくDVDで見ても十分に美しい映像世界が広がっており、最近のハリウッド映画にありがちな目が疲れるだけのど派手なCGとは違っていた。計算されたナヴィやアバターの造形は、最初こそ多少のグロテスクさを感じさせはするものの、知らず知らずのうちにジェイクサリーに感情移入していき、ネイティリにセクシーささえ感じられるようになる。また、あくまで脇役ではあるが、かつてエイリアンと戦ったシガニー・ウィーバーがナヴィとの融和を図ろうとするところも面白いし、スティーヴン・ラングのいかにも敵役といったキャラクターもいい。
 ジェームズ・キャメロンは「もののけ姫」にオマージュを捧げたシーンがあると発言しているが、印象としては「風の谷のナウシカ」に近いような気がする。

 おそらく10年に1本出るかでないかという、必ず見なければならない作品の一つである。

作品データ
監督:ジェームズ・キャメロン 出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー他
製作年:2009年 製作国:アメリカ


アバター [初回生産限定] [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2010-04-23

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