タイ版の大河ドラマ THE KING

THE KING 序章~アユタヤの若き英雄~ KING NARESUAN PART1 ☆

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 NHKの大河ドラマと同じで、子役が素晴らしいと物語が俄然盛り上がってくる。幼少時のナレスワン王子を演じるプラッチャナー・サナンワッタナーノンは、裸になるとお腹がぽこっと出ていて「さすがは王子」と妙に感心させられたりはするものの、チャイドル時代の前田愛(現在の中村勘太郎夫人)に似てぱっちりした瞳が可愛らしく、いかにも賢そう。また、王子の片腕となるブンティン(ジラユ・ラオーンマニー)、王子が愛するマネーチャン(スチャダー・チェックリー)ともに子役ながらキャラクターが確立して魅力的。たとえて言うならハリー、ロン、ハーマイオニーのトリオのようなもので、この3人で第1部を見事に引っぱったと言っていい。もちろん、ホンサワディー王や王子の師となる和尚(伊吹吾郎+宇梶剛士÷2)など王子の生まれ持った宿命を信じて彼を支える人々も厚みのある人物として描かれている。
 NHKの大河ドラマでは子役が演じるのは最初の数話に過ぎないが、第1部はホンサワディーで人質として過ごした少年時代がたっぷりと描かれる。和尚のもとで兵法や武術を学び、戦乱の世を見つめながらシャム民族としての誇りを強くしていくナレスワン王子。本当にドラマティックなのはアユタヤに戻ったあとなのだが、少年時代を丁寧に描いているがゆえに第2部がますます面白くなるのだろう。当初は3部作という触れ込みだったが、タイでは既にPART4も上映されている。いったい、どこまで続くのだろう。
 ちなみに、わかりにくいタイ王朝の興亡についても非常に丁寧に説明されている。もっとも、最初のうちは登場人物の見分けがつかず、第1部を見終わってから改めて冒頭の10分を見直して納得できた。
 この映画を見てからアユタヤを訪れると、さらに感慨深いに違いない。

作品データ
監督:チャートリーチャルーム・ユコーン 出演:プラッチャナー・サナンワッタナーノン、ジラユ・ラオーンマニー他
製作年:2007年 製作国:タイ


THE KING 序章~アユタヤの若き英雄~/~アユタヤの勝利と栄光~ [DVD]
エスピーオー
2009-11-06

ユーザレビュー:
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