スティーヴン・セガールだったら ソードキング

ソードキング SWORD KING  KINGMAKER ☆

画像


 アメリカとタイの合作らしいが、誰に向けて作られた映画なのか判然としない。ビルマ軍の傭兵となるためにアジアに向かったポルトガル人が、難破してアユタヤ王朝にたどり着き、幼い頃に殺された父親の復讐を果たして、国王暗殺の黒幕を退治するという物語。登場人物はタイ人とポルトガル人、日本人(山田長政ら?)なのだが、全員が英語を話している。あとから吹き替えたのではなく、タイ人にしても英語を話せる俳優をキャスティングしたようだ。主人公はポルトガル人なのでタイとの合作といってもタイ人にとっては感情移入しにくいし、アメリカ人もどうだろう。思うにチャン・イーモーの「HIRO」や「LOVERS」などのスケールの大きい映画に憧れたアメリカ人が、西部劇ではない、壮大なスケールのアクション映画を撮りたかったのではないだろうか(ジャケットの宣伝文句には「『ラスト・サムライ』に迫るスケール」とある)。そのためにアユタヤ王朝のセットも壮大で、エキストラも多く、製作費はかなりかかっているようなのだ。
 しかし、ターゲットが絞り込めていないためにせっかくの製作費も凝った設定も空振りに終わってしまった。主人公のフェルナンドをスーパーヒーローとして描くとか、「王家の紋章」のようにアユタヤ王朝の権威を絶大なものとして描くとか、もう少し工夫できたような気がする。完全なB級アクションになってしまうが、フェルナンドをスティーヴン・セガールにしたら日本ではヒットしたかもしれない。

作品データ
監督:デヴィッド・ウィンターズ 出演:ゲイリー・ストレッチ、ジョン・リス=ディヴィス他
製作年:2005年 製作国:アメリカ/タイ


ソードキング [DVD]
ビデオメーカー
2008-07-04

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ソードキング [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック