ただ逃げるだけだけど ボーン・アイデンティティー

ボーン・アイデンティティー THE BOURNE IDENTITY ☆

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 原作はロバート・ラドラムの『暗殺者』ということだが、さすがに30年前に読んだ小説の内容は憶えていない。アメリカに留学していたガールフレンドの1人にR・ラドラムを教えられ、F・フォーサイスや少しにあとになるT・クランシーとともに新刊をむさぼり読んだことを思い出す。いずれの作家も事実に基づく豊富な情報に裏打ちされたストーリーと硬質の訳文が絶妙で、読み終えたあとの充実感は何ともいえなかった(読み応えという意味では、「超訳」と銘打たれたシドニィ・シェルダンの一連の作品は翻訳物の面白さを奪ったものにも感じられた)。

 映画の方はストーリーも大幅に削ぎ落とされ、ドラマといえるものは何もないのだが、ひたすら巨大組織から逃げるジェイソン・ボーンが小気味よい。スピード感もあって本編119分が1時間くらいに感じられる(内容的にも1時間かも)。マリーとの余計なラブストーリーもなく、CIAとの決着も実際にはついていないが、それはそれでいい。マット・ディモンも華はないが、寡黙ながらいい味を出している。映画館で入場料を払って見た場合はともかく、廉価版で三部作を手に入れたので意外に満足できた。続編の「ボーン・スプレマシー」にも期待!

作品データ
監督:ダグ・リーマン 出演:マット・ディモン、フランカ・ポテンテ他 製作年:2002年 製作国:アメリカ


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