松下奈緒でリメイクを 恐怖の大学

マハーライ・サヨーンクワン Haunted Universities ☆

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 MBKセンターの mangpong で買ってきたDVD2枚のうちの1枚。1枚は当初の目的の「ラートリー・リターンズ」だったが、こちらは完全なるジャケ買い。英題もついていないのでどのように紹介すべきか困っていたが、ふだん利用している香港のDVDショップのHPで英題が確認でき、さらに製作年が判明したのでタイ映画の情報サイトを検索して原題にもたどり着いた。便利な世の中になったことを感謝。私が持っているタイ語辞典には日常語彙しか載っていないので、映画の題名を翻訳するだけでも非常に困難なのだ。

 救急隊員が遭遇する死亡事故や事件にまつわるホラー映画。4話からなるオムニバスである。いずれも大学を舞台にしており、詳しい展開は英語字幕も中国語字幕もないので知りようもないが、なかなか丁寧に作られているし、言葉がわからなくても十分に怖い。

 1話目は、麻薬を密売していた学生カップルが逮捕され、証拠を押収するために訪れた大学で刑事や学生が女性の霊に襲われる話。自殺した女子学生の霊だと思うのだが、1人ではなく、何人も出てくるのでどうしようもない。
 2話目は、かつて軍隊に射殺された学生たちの霊が大学のエレベータの付近に留まり、霊感の強い女子学生につきまとうというもの。この女子学生を演じている女優が松下奈緒に似て目がぱっちりとした美人で、恐ろしくも、もの悲しいストーリー(のはず)。
 3話目は、タイ北部に伝わる怪談が基になっているとのこと。風邪を引いたルームメイトのために食事を買いに行き、変質者に惨殺された女子学生が、ぼろぼろの姿になって友人のために戻ってくるという話。時間が前後するところはわかりにくかったが、この話もただ怖いだけではなく、うまくラストをまとめている。この2人の女子学生も美人。
 4話目は、霊安室の受付のバイトをすることになった男子学生の恐怖の体験。これはコメディといってもいいが、ラストはちょっとホッとさせられる。
 4話とも物語のまとめ方がうまく、いつまでもワンパターンのジャパニーズ・ホラーははるか後方に置いて行かれた感が強い。多くの人に見てもらいたいが、日本語版が出るのは期待薄。せめて友人に貸してあげたいが、リージョンALLでもPAL方式なので通常のプレーヤーでは再生できない。無念。

監督:バンチョン・シントーンモンコンクン、スッティポーン・タップティム
出演:パーンワート・ヘームマニー、アンナ・リス他
製作年:2009年 製作国:タイ

※ この記事の作品データは「Thai Movies!」(http://www.thaimv.net/index.html)を参考にしています。

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