ジャケット買い! The GHOST TOY

The GHOST TOY ザ・ゴースト・トイ ☆

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 バンコクの eThaiCD.com から購入したリージョン3、PAL方式のDVD。タイでは昨年公開され、DVDは3月に発売されたばかり。ネットで調べても十分な情報は得られなかったが、ジャケットの淫靡な雰囲気につられて買ってしまった。
 それにしても、タイ映画のポスターやジャケットのデザインは抜群のセンスである。特にホラー映画のポスターは、映画の中に登場しないシーンでさえおどろおどろしく描き出してしまう。この作品も例外ではなく、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のトム・クルーズを彷彿とさせる男性にセクシーな女性がもたれかかっていて、いやが上にも期待は高まる。ところが、実際はストーリーが破綻しており、幽霊らしさの微塵もないので怖くも何ともない。
 大雑把なストーリーは次のようなもの。ゴーゴーバーの冴えないボーイが店の女の子と親密になるが、何者かに撲殺されてしまう(結局、犯人は明らかにされない)。殺害現場の祠に供えられていた人形に彼の魂が乗り移り、人形として店に戻ってきた彼は女の子を抱いたり、自分に冷たく当たった女主人や女の子に手を出そうとした男性従業員に復讐したりする。
 ジャケットを見ると人形は「チャイルド・プレイ」のチャッキーのように不気味なのだが、実際は特撮もCGも全く使わず、可愛らしい男の子の人形。幽霊となった彼も生きているときと姿は変わらず、変わった点といえば高笑いをすることくらいで、GHOST という雰囲気は皆無。ホラー映画というジャンルに入れるのは非常に苦しい。そうそう、映画音楽だけは迫力十分だったが。
 一方、セクシーなシーンはこれまでのタイ映画の自主規制を超えていた。無意味なゴーゴーバーのパフォーマンスが全体の3分の1近くを占めている他、女優の露出度はジャケット以上。目を引く美人がいないのは惜しまれる。

作品データ
監督:不詳 出演:Kullaya Nonsoongnern, Somchai Petchkong他
製作年:2010年 製作国:タイ

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