マイク・Bの魅力とは!? ザ・サンクチュアリ

ザ・サンクチュアリ~聖域での決戦~ The Sanctuary サームパンボーク ☆

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 あわよくばトニー・ジャーと並ぶアクションスターとして売り出そうという魂胆なのだろうが、主演のマイク・Bには決定的にスターのオーラが欠けている。もさっとした風貌だけではなく、この作品の場合はアクションの見せ方も彼を活かすようには組み立てられていない。トニー・ジャーも美男ではないものの、独特の雰囲気を持っており、何よりアクションから痛みが伝わってくる。彼の作品の場合、ストーリーは二の次にしても「すごいアクションだったなあ」と感嘆させるものがあるのだ。
 原題の「サーンパンボーク」は、ウドンラーチャターニー県のメコン河岸の地名。タイのグランドキャニオンと呼ばれている場所で、ロケ地としてはなかなかいい。英題の「サンクチュアリ(聖域)」もここからきているようだ。
 結果的にB級アクションに終わっているが、作品のねらいとするところは悪くなかったような気がする。ストーリーの柱である100年前に失われたタイの国宝を巡る争奪戦は、バンコクに仏像を取り返しに行ったり、シドニーまで行ってゾウを探したりするよりはリアリティがある。また、銃撃シーンや爆破シーンもそれなりに金はかかっているし、アクションシーンも多い。平均点以上のアクション映画になる材料は揃っていたといっていい。
 キャストでは、マイク・B以上に存在感を見せているのがラッセル・ウォン。悪役ではあるものの、何ともいえないオーラがあり、さすがはハリウッド俳優だけのことはある。マイク・Bの敵役が彼でなければ、この作品はC級以下の、マイペンライ・ムービーにも成り得なかったに違いない。さらに考古学者を演じたインティラー・ジャルーンプラと、クールな殺し屋を演じたパタラワリン・ティムクンの2人のヒロインもまたマイク・B以上の存在感を発揮していた(いわゆるタイ美人ではないのだが)。結局、割を食ったのは主演のマイク・Bということになる。

 この作品と同時にマイク・B主演の「ブレイブ・ファイターズ」も購入したので、こちらに名誉挽回を期待したい。

作品データ
監督:タナポン・マリワン 出演:マイク・B、ラッセル・ウォン他 製作年:2009年 製作国:タイ


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