惹きつける演技力 始皇帝暗殺

始皇帝暗殺 The First Emperor ☆

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 最近でこそ多額の製作費をかけ、壮大なセットと大勢のキャストで見る者を圧倒する中国映画が次々と製作されているが、この「始皇帝暗殺」はそれらの作品の走りの一つと言っていいのではないか。
 公開当時、171分の上映時間にもかかわらず、何とも言えぬ迫力にぐいぐいと惹きつけられたのを覚えている。また、後半の場面が漢文で習った「荊軻入秦」そのままであったことも印象深い。
 今回、十数年ぶりに見直してみて、ストーリーそのものはそれほど起伏に富んでいるわけではなく、むしろ俳優の演技に惹きつけられていたのだと言うことが分かった。コン・リーの美しさと、アップになった表情から伝わってくる趙姫の複雑な思い、始皇帝を演じたリー・シュエチェンや荊軻を演じたチャン・フォンイーの素直になりたくても素直になれない屈折した感情。壮大なセットや大勢のキャストはもとより、私を惹きつけたのは彼らの演技だったのだ。
 それにしてもコン・リーには歴史物がよく似合う。ビデオをデジタル化したものは保管しているのだが、「テラコッタ・ウォリア」(1989年)が Blu-ray 化されないだろうか。

作品データ
監督:チェン・カイコー 出演:コン・リー、チャン・フォンイー、リー・シュエチェン他
製作年:1998年 製作国:日本・中国・フランス・アメリカ


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