SF映画!? わたしを離さないで

わたしを離さないで NEVER LET ME GO

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 予備知識といっても他の作品に収録されていた予告編を見た程度で、キーラ・ナイトレイの名前だけで見たようなもの(もっとも、役柄が役柄なために期待していた彼女の美しさは堪能できなかったが)。
 ところが、予備知識がないために淡々とした展開ながらも、「この次はどうなるのだろう」と画面から目が離せなくなってしまった。結局、あっと驚くようなドラマティックな展開があるわけではないのだが、言ってみれば設定そのものがドラマティックなのだ。後半まできて「あ、これは架空の世界の話なんだ」 と気づき、リアリティを追って登場人物たちに感情移入して見ることを断念。視点を変え、(臓器提供者の運命を背負った)登場人物たちを生み出した架空の世界について思いをめぐらせながら見たのは正解だった。何とも感想はまとまらないのだが、キューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」に似た質感があったようにも思う。
 キャリー・マリガンとキーラ・ナイトレイは若手ながらなかなかの演技力。2人は「プライドと偏見」で姉妹を演じていたので、その分、呼吸が合っていたのかもしれない。アンドリュー・ガーフィールドは「ソーシャル・ネットワーク」ほど魅力的には映らなかったものの、将来はトム・ハンクスのような役者になりそうな予感がする。脇役では校長役のシャーロット・ランプリングは相変わらず独特のオーラがあった。さすがに老けたものの、キャシーとトミーが猶予を求めてエミリーに会う場面では抜群の存在感を発揮していた。
 ストーリーはともかく、映像は長く印象に残りそうな作品だった。

作品データ
監督:マーク・ロマネク 出演:キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ他
製作年:2010年 製作国:イギリス


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