ジェット・リーのハリウッド出世作 リーサル・ウェポン4

リーサル・ウェポン4 Lethal Weapon 4 ☆ 【BD】

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 「Lethal Weapon Collection 1-4」の最後に残していた「リーサル・ウェポン4」はジェット・リーが冷酷な殺し屋の役でゲスト出演。1987年に始まったシリーズの最終作で、リッグス(メル・ギブソン)が年齢による衰えを感じ始め、ローナ(レネ・ルッソ)との間には赤ん坊ができ、ロジャー(ダニー・グローバー)には孫が生まれる。ローナやレオ(ジョー・ペシ)らのお馴染みの顔ぶれが勢揃いした最終回のための作品といってもいい。
 この作品で強烈な印象を残すのがジェット・リー演じる秘密結社の殺し屋クー。当時は30代半ばで、ただでさえ童顔のジェット・リーは、アメリカ人から見れば子供のように見えたかもしれない。そのジェット・リーが、微笑みを浮かべながら冷酷に敵や裏切り者を殺していく。しかも、アクションのキレはハリウッドのゴツゴツしたアクションとは比べものにならないほど鮮やかで、アメリカ人にとってインパクトが強かったに違いない。
 ジャッキー・チェンがハリウッドでも自分のポジションにこだわったのとは対照的に、悪役でもインパクトを残すことを選んだジェット・リーは、結果的に独自のポジションを獲得することになった。「エクスペンダブルズ」にアジアのアクション俳優を代表して(?)出演したのはジェット・リーだったし。
 それにしてもこのシリーズは、悪意がないにしても人種的なステレオタイプが強い作品だと改めて感じた。戦争映画が敵国をステレオタイプで描くのと同じように、やっぱり敵役はわかりやすい方がいいのだろう。

作品データ
監督:リチャード・ドナー 出演:メル・ギブソン、ダニー・グローバー他
製作年:1998年 製作国:アメリカ




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