3Dかくあるべし!? ピラニア3D

ピラニア3D PIRANHA 3D ☆ 【BD】

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 『映画秘宝』の2011年ベスト10映画のトップになった作品。このことにどれだけの意味があるのかはともかく、邪道を行く映画ファンとしては見ないわけにはいかない。しかも、半月前に3Dプレイヤーを入手し、3Dグラスも2個購入したばかり。妻とともに鑑賞した初めての記念すべき3D作品である。
 ストーリーはあってないようなもので、3Dのために都合よく展開する物語。もちろん、凶暴な太古のピラニアも飛び出してはくるが、大きさではなくて数で勝負するので、ピラニアそのものは3Dの恩恵をそれほど受けてはいない。それではいったい何が3Dの恩恵を受けているかといえば、それは湖畔に集うビキニ姿のセクシーな女性たち。もっと限定して言うならジェリー・オコンネル演じるポルノ映画監督デリックが、ビクトリア湖の名所を背景に女性たちの撮影を行うシーンが全てである。もっとも。3Dという付加価値を取り除いてしまえば過激でも扇情的でもないのだが、遊び心満載の作品である点は十二分に買える。ホラー映画ファンの視点から見るともっとグロテスクであってもよかったような気もするが。
 この作品が単なる「おバカ」映画にならなかったのはアジャ監督のこだわり以外にも、「ジョーズ」では鮫と対決したリチャード・ドレイファスが最初の犠牲者になっていたり、エリザベス・シューとクリストファー・ロイドの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」組が出ていたりするなど、キャスティングも手を抜いていないことが挙げられる。しかも、エリザベス・シューの息子役はスティーブ・マックイーンの孫だという!? ちなみにエリザベス・シューの女性保安官もなかなかカッコいい。彼女のイメージはリー・トンプソンとごっちゃになっていて、キリッとした役柄が連想できなかったのだが、心身ともにタフなヒロインを好演していた。続編の「ピラニア3DD」にはクリストファー・ロイドとヴイング・レイムスしか再登板しないということなので少し残念。
 評判の割には上品なパニック映画だった。

作品データ
監督:アレクサンドル・アジャ 出演:エリザベス・シュー、スティーヴン・R・マックイーン他
製作年:2010年 製作国:アメリカ


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