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zoom RSS 地味な大作 孔子の教え

<<   作成日時 : 2012/06/29 21:13   >>

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孔子の教え 孔子 CONFUCIUS ☆ 【BD】

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 待ちに待ったチョウ・ユンファ主演の超大作が日本で発売。亜州影帝が演じたのは世界三大聖人の孔子であり、ついにチョウ・ユンファもここまできたのかと感慨深い。
 もっとも、波乱に富んだ孔子の生涯もエンターテイメントとして成り立つかどうかは微妙。彼の教えが中国はもとより、日本も含めたアジアに広く伝わり、大きな影響を与えていることは言うまでもないが、不遇な晩年を送り、決して成功者として一生を終えたわけではない。また、『論語』に見られるエピソードからも、人物的には柔軟性に欠け、意固地な性格と言えないこともない。個人的に孔子らの儒家思想よりも、老子らの道家思想の方に共感を覚えていたということも不安要素ではあった。
 実際にこの作品を見てみると、映画としても地味な印象は否めない。しかし、それなりに戦闘シーンを盛り込むなど見せ場も作っている。さらに興味深いのは、孔子の下に集まった弟子たちが『論語』に残るエピソードに合わせて確立したキャラクターで描かれていること。もちろん、限られた時間で主要な弟子たち全てを描ききることは不可能。名前がクレジットされるだけの弟子も少なくないが、孔子が高くその能力を評価をした顔回や、人柄を愛した子路などは、まさにイメージ通り。冉求のイメージも改めて確認できたような気がする。漢文で思想を勉強する高校生に見せるといいかもしれない。
 また、ストーリーには大きく関わらないものの、紅一点ともいえるジョウ・シュンが演じた衛霊公夫人の南子という人物も印象深かった。孔子は彼女の誘惑を拒みきれなかったという伝もあるらしいが、さすがにこの作品では変な方向に脱線しない。あくまでも孔子は君子なのだ。
 チョウ・ユンファ演じる孔子が最後まで福々しい点はやや違和感を覚えるものの、伝わっている孔子の肖像もほとんどが丸々とした顔をしているので、意外に堅実な役作りをしていたのかもしれない。

作品データ
監督:フー・メイ 出演:チョウ・ユンファ、ジョウ・シュン他
製作年:2009年 製作国:中国


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