圧倒的な質と量 ザ・レイド

ザ・レイド THE RAID ☆  【BD】

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 世界中の目の肥えたアクション映画ファンを唸らせたというインドネシア映画。インドネシアの格闘技シラットを、ウエールズ出身のギャレス・エヴァンスが見事に料理した。評判通りのレベルの高いアクションは、量的にも見る者を圧倒する。映画祭イベントのトークショーでの監督の話を聞くと、彼はかなりの香港映画マニアということで、確かにジャッキー・チェンやジェット・リーらの作品の影響が十分に見て取れる。ちなみに監督夫人はインドネシア系日本人(!?)で、彼は特典映像のプロモーションでカタコトの日本語も話している。
 ストーリーはいたって単純。麻薬王の巣窟にSWAT20名が乗り込み、銃器や刃物でひたすら殺し合うというもの。SWATの新人隊員ラマ(イコ・ウアイス)と彼の兄アンディ(ドニー・アラムシャー)が、敵役のマッドドッグ(ヤヤン・ルヒアン)と戦うシーンは息もつかせぬ大迫力。余計なドラマがないぶん、アクションをたっぷり見せている。登場人物が深く描き込まれているとはいえないが、彼らの戦いそのものがそれぞれのキャラクターを作り上げている。さらに格闘技シラットは、打撃だけではなく、投げ技や関節技もあり、容赦なくヒジやヒザも使うので、痛みが説得力たっぷりに伝わってくる。とはいっても、単に身体を張っただけの危険なアクションということではない。緻密に計算された殺陣が延々と繰り広げられる展開にもビックリ。
 百聞は一見に如かずで、トニー・ジャーのタイのアクション映画が気に入った人には自信を持ってオススメできる作品である。

作品データ
監督:ギャレス・エヴァンス 出演:イコ・ウワイス、ヤヤン・ルヒアン他
製作年:2011年 製作国:インドネシア


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