案山子庵(かかしあん) KAKASHI-AN

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zoom RSS 面白いけどやっぱり長い! ボス

<<   作成日時 : 2013/05/04 20:11   >>

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ボス その男シヴァージ ☆ 【DVD】
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 ラジニカーントの「ロボット」がヒットした恩恵か、2007年の作品が昨年12月に日本で公開され、DVDもこの4月に発売された。「ロボット」のスタッフによって製作され、「ロボット」がその記録を破るまで南インド映画界の興行記録を持っていたとされる作品である。
 ”スーパースター”ラジニカーントは撮影当時58歳という年齢ながら、ムンムンとした男の色気は健在。ダンスシーンもたっぷりあるが、個人的にはラジニが踊るところよりも、バックダンサーが踊っているところをゆっくりと歩いてくる定番シーンがお気に入り。ゆっくり歩くだけで様になるのは世界広しといえども彼以外にはいない。クライマックスでは(ナチュラルの?)スキンヘッドで、ど派手なアクションを決める。「待ってました!」と声を掛けたくなるのは私だけではないだろう。
 ラジニが演じるのはアメリカで成功したIT起業家シヴァージ。故国に凱旋して病院や大学を建設し、貧困を根絶しようとするが、ライバルの実業家や利権を握る政治家たちの妨害に遭って破産に追い込まれ、刑務所に入れられてしまう。しかし、彼に救われた人々によって窮地を脱したシヴァージは、復讐を果たして賄賂や裏金が横行するインドを改革する。日本で公開されたインド映画にしては珍しく社会派のストーリーなのだが、インド映画のサービス精神に手抜きはない。インド映画に不可欠のダンスシーンでは、例によってストーリーとは関係のない豪華セットやロケ地が登場。あの大群舞がなければインド映画ではないのだが、ダンスシーンが総製作費に占める割合はどれほどになるのだろう。欧米風、インド風、韓国風(?)などバラエティに富んだダンスは十二分に楽しめた。
 ヒロインのタミルセルヴィーを演じたのは撮影当時27歳のシュリヤー・サラン。インドの人気女優の例に漏れず豊満なボディの持ち主ではあるが、これまで見てきた女優に比べるとスレンダーといえるかもしれない。顔立ちもやや欧米系の雰囲気があり、シーンによって印象がけっこう変わる。日本で公開されたラジニの作品には30歳を超えるヒロインも少なくないので、意外な感動があった。
 唯一、違和感をおぼえたのはラジニが演じるシヴァージのキャラクター。これまでの作品では(日本人的には突っ込みどころ満載でも)一本筋の通った男らしいキャラクターだった。しかし、今回のタミルへのストーカー的な迫り方はいかがなものか。タミルもいつの間にかシヴァージに惹かれて結婚を決意するのだが、インドの男性優位の恋愛観、結婚観が根底にあるのかもしれない。
 硬軟取り混ぜて盛りだくさんな内容で楽しかったのだが、万全の体調で見るべき作品である。私は不覚にも2時間を超えたあたりで5分ほど意識を失ってしまい、最後まで見終えてからその部分をプレイバックしてしまった。

作品データ
監督:シャンカール 出演:ラジニカーント、シュリヤー・サラン他
製作年:2007年 製作国:インド


ボス その男シヴァージ [DVD]
角川書店
2013-04-19

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