リュック・ベッソンのおバカ映画 アデル
アデル ファラオと復活の秘薬 ADELE BLANG-SEC 【DVD】
タイトルから連想するのは「インディ・ジョーンズ」を嚆矢とするアドベンチャー映画。女性ジャーナリストのアデルが主人公ということから,最初は「ハムナプトラ」シリーズのレイチェル・ワイズのイメージに重ねて見ていたものの、それは冒頭のエジプトの場面だけだった。そうかといって、リュック・ベッソンの「ニキータ」や「レオン」のようなスタイリッシュなアクション映画でもない。誤解を恐れずに言うならば、あのリュック・ベッソンがあえて作った「おバカ映画」なのだ。
もちろん、下らない映画だと言っているわけではない。むしろ子供だましのアドベンチャー映画にはない、大人向けのおかしさが満載。原作はフランスのバンド・デシネ(マンガ)らしいが、徹底してバカバカしさを追求しているといっていい。
アデルを演じるルイーズ・ブルゴワンはこの作品で初めて知ったフランス人女優だが、女性のかわいらしさと残酷さを魅力たっぷりに演じている。男優陣も個性的な登場人物ばかりなのに見終わってみると彼女の印象しか残らない。最後はタイタニック号に乗り込むアデルと、彼女を狙う敵役の再登場で続編も期待されるが、リュック・ベッソン監督は続編の製作を否定しているらしい。
作品データ
監督:リュック・ベッソン 出演:ルイーズ・ブルゴワン、マチュー・アマルリック他
製作年:2010年 製作国:フランス
タイトルから連想するのは「インディ・ジョーンズ」を嚆矢とするアドベンチャー映画。女性ジャーナリストのアデルが主人公ということから,最初は「ハムナプトラ」シリーズのレイチェル・ワイズのイメージに重ねて見ていたものの、それは冒頭のエジプトの場面だけだった。そうかといって、リュック・ベッソンの「ニキータ」や「レオン」のようなスタイリッシュなアクション映画でもない。誤解を恐れずに言うならば、あのリュック・ベッソンがあえて作った「おバカ映画」なのだ。
もちろん、下らない映画だと言っているわけではない。むしろ子供だましのアドベンチャー映画にはない、大人向けのおかしさが満載。原作はフランスのバンド・デシネ(マンガ)らしいが、徹底してバカバカしさを追求しているといっていい。
アデルを演じるルイーズ・ブルゴワンはこの作品で初めて知ったフランス人女優だが、女性のかわいらしさと残酷さを魅力たっぷりに演じている。男優陣も個性的な登場人物ばかりなのに見終わってみると彼女の印象しか残らない。最後はタイタニック号に乗り込むアデルと、彼女を狙う敵役の再登場で続編も期待されるが、リュック・ベッソン監督は続編の製作を否定しているらしい。
作品データ
監督:リュック・ベッソン 出演:ルイーズ・ブルゴワン、マチュー・アマルリック他
製作年:2010年 製作国:フランス
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