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zoom RSS 技術の進歩 ドラゴンゲート

<<   作成日時 : 2013/07/09 20:20   >>

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ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 龍門飛甲 ☆ 【BD】

画像


 ツイ・ハークとジェット・リーの名前があるだけで香港映画ファンには「買い」の作品なのだが、知る人ぞ知る1992年の「ドラゴン・イン(新龍門客棧)」の続編。「ドラゴン・イン」も1967年のキン・フー作品「龍門客棧」のリメイクだが、「ドラゴン・イン」では脚本を担当していたツイ・ハークが続編ではメガホンをとっている。前作から3年後の設定とはいえ、キャストも登場人物の名前も変わっているので特にこだわる必要はないのかもしれない。「ドラゴン・イン」の混沌とした世界が戻ってきたことを喜ぶだけでいいのだ(唯一、BDが3D版で出なかったのは残念)。
 残念ながら「ドラゴン・イン」はDVD化されておらず、手元にあるのはプレイヤーを処分したLDと、LDをパソコン経由で焼いた私家版DVDのみ。新旧の作品を比較して見てみると、レオン・カーフェイに比べてアクションのできるジェット・リーの存在感はさすがだが、ジョウ・シュンやリン・ユーチュンはまだまだ若い(年齢的には当時のマギー・チャンやブリジット・リンとほぼ同じなのだが)。何ともいえない妖艶な魅力はマギー・チャンやブリジット・リンの域には達していない。特にブリジット・リンの「男装の麗人」を超えることのできる女優はもう現れないのではないだろうか。
 新作ではレオン・カーフェイの役がジェット・リーに、マギー・チャンの役がジョウ・シュンに交代。さらにジョウ・シュンとは「画皮」でも共演したチェン・クン、人気歌手のリー・ユーチュンやメイヴィス・ファン、韃靼人の役でグイ・ルンメイも出ており、1対1ではブリジット・リンとマギー・チャンにはかなわないが、美女の数では圧倒している。お気に入りのジョウ・シュンは男装したことで年齢が出てしまった感があり、逆に顔に入れ墨した韃靼人を演じたグイ・ルンメイは美女たちの中でも一番魅力的だった(渡辺謙の娘の杏に似ている)。
 脚本や撮影技術、編集技術なども進歩し、誰が見ても面白い作品になっているが、嬉しいのはかつての香港映画を彷彿とさせるチープさが残っていること。梶井の言葉を借りれば「みすぼらしくて美しいもの」ということになるだろうか。

 二銭や三銭のもの――と言って贅沢なもの。美しいもの――と言って無気力な私の触角にむしろ媚こびて来るもの。――そう言ったものが自然私を慰めるのだ。(梶井基次郎「檸檬」による)

 私がなぜアジア映画に心を癒されるのか、やっと分かったような気がする。

作品データ
監督:ツイ・ハーク 出演:ジェット・リー、ジョウ・シュン、チェン・クン他
製作年:2011年 製作国:中国


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