笑って泣ける ピー・マーク

ピー・マーク…プラカノーン Pee Mak ☆ 【DVD】

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 今年3月に公開され、タイの歴代興行収入を塗り替えるヒットとなったホラーコメディ。プラカノーンに伝わる、出征した夫マークを死んでもなお待ち続けた妻ナークの伝説をもとにしている。これまで何度も映画化されている有名な物語で、日本では1999年の「ナンナーク」がDVD化されてはいるものの、廉価版は出ていないので入手はけっこう難しい。この「ピー・マーク」は eThaiCD.com のメルマガで見て、「ジャンダラ-・パチムボット」と一緒に購入。ちなみに今月福岡で開催される「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2013」でも上映されるらしいので、そのうち日本語版が発売されるかもしれない。
 メー・ナーク(ナーク夫人)の伝説として知られる物語を、ピー・マーク(夫のマーク)というタイトルからもわかるように夫の立場から描いている。もっとも、最後まで見ないとタイトルに込められた意味はわからないのだが、単なる先行作品のパロディに終わらず、この作品だけで十分にホラーコメディとして成立しているところに感心した。もちろん、タイ語の音声と字幕(珍しくタイ語字幕が選択できる)でしか見ることができないので、ストーリーの細部や肝心のギャグは理解できない。しかし、メー・ナークの伝説をある程度知っていれば展開はわかるので、決して退屈はしない。また、ナン・ナーク映画のお約束であるナークの腕が伸びるシーンなども、「ここで出てきたか!」と唸らされた。
 さすがにタイ本国で大ヒットするだけのことはあり、テキトーに作られたおバカ映画ではなく、映像や音楽もきっちり作り込まれており、お粗末な印象は受けない(主演は人気俳優のマリオ・マウローだし)。今年の1月に eThaiCD.com から購入した「メー・ナーク3D」に比べても、ストーリーがわかりやすく、展開にもメリハリが効いている。ラストも「なるほど」と納得させられたうえに感動さえおぼえ、悲恋物語のはずなのにハッピーエンドというのも嬉しい。
 ヒロインのナークを演じたダーウィカー・ホーネーはなかなかのタイ美人。最後のシーンはもうちょっと美しいメイクでもよかったと思うのだが、この作品で一気に人気が爆発したというのも頷ける。

作品データ
監督:バンチョン・ピサンタナクーン 出演:マリオ・マウロー、ダーウィカー・ホーネー他
製作年:2013年 製作国:タイ

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