N・キッドマンの不気味さ イノセント・ガーデン

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 予備知識ナシで見たために、サスペンスなのか、ホラーなのか、物語がどこに向かっているかわからず、後半になってマシュー・グッド演じるチャーリーの過去が明らかになるまで妙な緊張感を持ったまま見ていた。
 主人公インディアを演じたミア・ワシコウスカの独特の雰囲気もあるが、何より不気味だったのは彼女の母親イヴリンを演じたニコール・キッドマン。ハリウッドを代表する美人女優である彼女の美しさは、年齢を重ねても衰えないばかりか、最近では人間離れした恐ろしささえ感じさせるようになった。特にこの作品のように精神的に不安定な役柄を演じるときは、一瞬たりとも安心して見ていられない。結局、本当に怖いのはインディとチャーリーだったのだが、個人的には彼ら以上にイヴリンの狂気を孕んだ美しさが印象に残った。
 思わせぶりなカットも多く、伏線が多すぎて最後まで見てもスッキリしないところは残るが、復讐3部作のパク・チャヌク監督の作風はところどころで発揮されていたのではないか。欧米での評価はともかく、韓国的な「恨」の感情を塗り込めた彼のハリウッド作品を見てみたいような気がする。

作品データ
監督:パク・チャヌク 出演:ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン他
製作年:2012年 製作国:アメリカ、イギリス


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