必然的な170分 きっと、うまくいく

きっと、うまくいく 3idiots ☆ 【BD】

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  2013年の最後の1本に選んだのがこの作品。前評判が高かったので期待が膨らみすぎ、逆に期待外れに終わるのではと密かに危惧していたが、「きっと、うまくいく」はその高いハードルを見事にクリアした。

 現在と過去を行き来する巧みな構成に、効果的に挿入されたインド映画ではお馴染みの歌と踊り。学生時代から現在までを違和感なく演じたアーミル・カーン(実は私と同じ1965年生まれ)の演技力と魅力的な登場人物たち。友情や恋愛だけでなく、死や貧困、就職や出世、大学教育、親子の確執、兄弟愛、不正と正義など、人生の全ての要素を詰め込みながら、170分に過不足なく収まっている。
 インド映画は日本で紹介されているものでも3時間近い作品が多いが、冗長にならないのは多くのテーマをきっちり消化していく構成力があるからなのだろう。特にこの作品の場合は、170分はどうしても必要だったはず。そして、長くても結末に向けてぐいぐい引っ張っていく牽引力がすごい。文字通り、笑って、泣ける作品だった。楽天的に過ぎる「AAL IZZ WELL(きっと、うまくいく)」という言葉だが、それは前向きに行動していく前提があってのもので、何かつらいことがあったらまたこの作品を見てみたいと思う。

 結局、この1年間に見た作品の中で最も印象に残ったのは、この「きっと、うまくいく」と「恋する輪廻オーム・シャンティ・オーム」のインド映画2本だった。

作品データ
監督:ラージクマール・ヒラニ 出演:アーミル・カーン、カリーナ・カブール他
製作年:2009年 製作国:インド


きっと、うまくいく [Blu-ray]
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