COOLなKENT マン・オブ・スティール

マン・オブ・スティール MAN OF STEEL 【iTunes】

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 クリストファー・リーヴが演じたクラーク・ケントにはウジウジして卑屈な印象があり、新たにスーパーマンが復活すると聞いても食指が動かなかった。しかし、「マン・オブ・スティール」を見てみると、ヘンリー・カヴィルが演じたクラーク・ケントは悩むよりも行動に出るタイプで、ひげ面もワイルドでカッコいい。アクションもクリストファー・リーヴの「スーパーマン」から30年以上経ち、VFXの恩恵を受けた迫力ある映像で十分に興奮できた。

 主演のヘンリー・カヴィルは大抜擢だが、脇を固めるキャストは豪華。エイミー・アダムスは「人生の特等席」以上にキュートで、アメコミ映画のヒロインの中ではかなりいいセンいっている。また、クラーク・ケント=カル・エルの実の父親がカート・ラッセルで、養父母がケヴィン・コスナーとダイアン・レインというのだから言葉も出ない。もっとも、ダイアン・レインは役のためか、やけに老けていてエンド・クレジットを見るまで気がつかなかった。他にもローレンス・フィッシュバーンとハリー・J・レニックスの「マトリックス」コンビ! ローレンス・フィッシュバーンがただの「人間」の編集長を演じることが信じられず、どこかで変身するのではないかと期待してしまった。

 唯一、ケチをつけるとすれば143分という本編の長さだろうか。スーパーマンとゾッド将軍たちの格闘シーンはもっと短くてもよかったような気がする。たとえは悪いが、何の工夫もなく延々と挿入シーンが続くAVのようなもので、殴って吹っ飛ばし、殴られて吹っ飛ばされの繰り返しは単調すぎた。何とか120分くらいに収めていればもう少し満足度は高かったように思う。そう考えると、インド映画が150分以上人々を楽しませるのは驚異的ともいえる。

作品データ
監督:ザック・スナイダー 出演:ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス他
製作年:2013年 製作国:アメリカ


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