1作目が見たい! 闇の帝王DON
闇の帝王DON/ベルリン強奪作戦 DON2 ☆ 【DVD】
2006年の「DON/過去を消された男」の続編。現在、Amazonでも新品はおろか中古品も扱っておらず、不本意ながら2作目から見ることになってしまった。主人公であるアジアの犯罪王ドン(シャー・ルク・カーン)と、彼を追う国際警察の女性捜査官ロマ(プリヤンカー・チョプラ)の微妙な関係は1作目を見ていないために想像するしかないのだが、この2作目だけでも十分に楽しめた。本編はインド映画にしては短めの148分。
ドン抹殺計画が密かに進められ、タイの麻薬地帯で彼が襲われるところから物語はスタート。その後、マレーシアやイスタンブール、ベルリンなど舞台は世界を転々としながら、ドンによるドイツ中央銀行のユーロ紙幣原版強奪作戦が展開する。インド版「ルパン三世」などという宣伝文句もあるようだが、ドンは義賊や、ましてや正義の味方などではなく、自分の目的のためには敵はもちろん、警官も殺してしまうので、予定調和的な展開にならないところが面白かった。また、インド映画にしては短めとはいっても、2時間半近くを楽しませるのだから、物語も簡単に終わりそうで終わらない。見終わったあとに2本分の作品を見たくらいの満足感があった。いまだにインドでは映画が娯楽の王様だというが、ダラダラと長いだけではインドの観客は納得しないのだろう。
歌って踊ってアクションもできる、まさに「キング・オブ・ボリウッド」のシャー・ルク・カーンだが、今回彼を見ていて思ったのは「鹿賀丈史に似てるかも」ということ。鹿賀丈史も劇団四季出身だし、刑事役も演じたことがあるので、アクションもできるに違いない。もし日本でインド映画のようなエンターテイメント作品を作るなら彼のようなミュージカル俳優が活躍するはず…などと勝手に想像を膨らませていたら何となく楽しくなってきた。
作品データ
監督:ファルハーン・アクタル 出演:シャー・ルク・カーン、プリヤンカー・チョプラ他
製作年:2011年 製作国:インド
2006年の「DON/過去を消された男」の続編。現在、Amazonでも新品はおろか中古品も扱っておらず、不本意ながら2作目から見ることになってしまった。主人公であるアジアの犯罪王ドン(シャー・ルク・カーン)と、彼を追う国際警察の女性捜査官ロマ(プリヤンカー・チョプラ)の微妙な関係は1作目を見ていないために想像するしかないのだが、この2作目だけでも十分に楽しめた。本編はインド映画にしては短めの148分。
ドン抹殺計画が密かに進められ、タイの麻薬地帯で彼が襲われるところから物語はスタート。その後、マレーシアやイスタンブール、ベルリンなど舞台は世界を転々としながら、ドンによるドイツ中央銀行のユーロ紙幣原版強奪作戦が展開する。インド版「ルパン三世」などという宣伝文句もあるようだが、ドンは義賊や、ましてや正義の味方などではなく、自分の目的のためには敵はもちろん、警官も殺してしまうので、予定調和的な展開にならないところが面白かった。また、インド映画にしては短めとはいっても、2時間半近くを楽しませるのだから、物語も簡単に終わりそうで終わらない。見終わったあとに2本分の作品を見たくらいの満足感があった。いまだにインドでは映画が娯楽の王様だというが、ダラダラと長いだけではインドの観客は納得しないのだろう。
歌って踊ってアクションもできる、まさに「キング・オブ・ボリウッド」のシャー・ルク・カーンだが、今回彼を見ていて思ったのは「鹿賀丈史に似てるかも」ということ。鹿賀丈史も劇団四季出身だし、刑事役も演じたことがあるので、アクションもできるに違いない。もし日本でインド映画のようなエンターテイメント作品を作るなら彼のようなミュージカル俳優が活躍するはず…などと勝手に想像を膨らませていたら何となく楽しくなってきた。
作品データ
監督:ファルハーン・アクタル 出演:シャー・ルク・カーン、プリヤンカー・チョプラ他
製作年:2011年 製作国:インド
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