今だからこそ バクダッド・カフェ

バクダッド・カフェ Out of Rosenheim Bagdad Café 【iTunes】

画像


 この作品も1980年代後半のミニシアター・ブームの中で日本公開された作品。

 当時、私は大学を卒業したものの定職には就かず、アルバイトをしながら映画館に通っていた。「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「蜘蛛女のキス」「ベルリン天使の詩」「ニューシネマ・パラダイス」などは映画館で見ていたが、なぜか「バクダッド・カフェ」は見ていなかった。日本公開が1989年なので、私は東京で再び学生生活を送っており、映画館に足を運ぶ金銭的・時間的余裕がなかったのかもしれない。

 しかし、上に記したミニ・シアター系の作品は、若かった自分にとって少し背伸びをして見ていた感は否めない。小説にも同様のことがいえるが、人によってその作品と出会うべきタイミングがある。おそらくこの「バクダッド・カフェ」は25年前に見てもそれほど感動しなかったに違いない。

 高く評価されている作品を改めて論じようとは思わないが、冒頭に流れる主題歌の「CallingYou」の切ない響きと「バクダッド・カフェ」に集う人々の倦怠感が、物語の進行に従って徐々に変化していく描き方はやはり巧い。最後にジャスミンが戻ってきてからの展開はやや余計な感じがするものの、まもなく49歳を迎える今、見てよかったと思わせる作品だった。

作品データ
監督:パーシー・アドロン 出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト、CCH・パウンダー他
製作年:1987年 製作国:西ドイツ


バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 Blu-ray
紀伊國屋書店
2010-06-26

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 Blu-ray の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



次はこれ買う!


赤×ピンク ディレクターズ・ロングバージョン Blu-ray BOX
ポニーキャニオン
2014-07-02

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 赤×ピンク ディレクターズ・ロングバージョン Blu-ray BOX の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック