川島なお美論 チャイ・コイ

チャイ・コイ Chai Koi ☆ 【DVD】

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 岩井志麻子原作の小説『チャイ・コイ』を映画化した作品。バンコクを訪れた小説家の麻衣子(川島なお美)が、韓国人ムエタイ選手の青年ハヌル(イ・テガン)と出会い、言葉が通じないながらも欲望のままに求め合う。

 私より5歳年長の川島なお美は、80年代の文化放送「ミスDJリクエストパレード」のDJとして親近感はあるが、彼女のファンではないし、どちらかというと嫌いなタイプかもしれない。しかし、この作品はバンコクが舞台であり、何といっても20年前のヌード写真集の残像が強かったために買ってしまった。

 川島なお美が惜しげもなく52歳の裸身を披露しているので、ファンにとってはたまらないのだろうが、正直言って見ていて痛々しいように感じた。もちろん、その年齢にしてはきれいな身体であり、演技の巧拙はともかく、表情もかわいらしい。しかし、見ていてヒロインに惚れ込むことができないのは恋愛映画(官能映画)としては致命的。決して年齢が問題なのではない。私自身が歳をとったせいもあり、どちらかというと20代よりも30代後半の女性が魅力的に感じられるようになってきた(もっと限定すると39歳がいい!)。川島なお美の容姿の若さからいえば十分に許容範囲なのだが、結局は彼女が嫌いということなのだろう。そういえば「失楽園」でも黒木瞳には魅力を感じても、川島なお美には全く魅力を感じなかった。実際の彼女のことは知らないが、本人が持っているもの以上に彼女が出過ぎているような印象があって鼻につくのだ。

 もっとも、川島なお美の好き嫌いはともかくとして、この作品に魅力があれば納得することができたのだろう。ところが、麻衣子とハヌルが惹かれ合うところがどうにも腑に落ちない。お互いに恋人がいるとしても、運命の相手として激しく愛し合うとか、逆に純粋な欲望だけで結びつくとか、どちらかにはっきりさせて欲しかった。原作を読んでいないので何とも言えないが、2人の関係はお互いの欲求不満や小さな不安を忘れるための中途半端な結びつきで、どうにも感情移入できなかった。バンコクの見慣れた風景が出てくることは嬉しかったが、それ以外では全編を通してイライラする物語だった。邦画にしては購入価格が3,775円とまだ安い方だから、タイに関する映画コレクターとしては買ってよかったというべきなのだろう。

作品データ
監督:伊藤秀裕 出演:川島なお美、イ・テガン他
製作年:2013年 製作国:日本


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