辛口で甘口 ロボコップ(2014)

ロボコップ ROBOCOP(2014) ☆ 【BD】 

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 1987年の「ロボコップ」のリメイク(リブート)作品。主人公が警官のアレックス・マーフィーで、彼をロボコップに仕立て、利権を握ろうとするのがオムニ社という設定はオリジナルと同じだが、オリジナル以上にドラマ性が強まっている。

 アレックス・マーフィーを演じる主演のジョエル・キナマンは、かつてのピーター・ウェラーのようにまだこれからの俳優という印象だが、脇を固めるキャストがすごい。ゲイリー・オールドマン、マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソンというアメコミ・ヒーロー映画のビッグネームが顔を揃えている。これだけでも「ロボコップ」のリメイクにかけるスタッフの意気込みが伝わってくる。もっとも、オリジナルの「ロボコップ」は他のヒーローと違って若干マニアックな感じがあったので、このくらいのキャストを揃えないと訴求力に欠けるのかもしれない。

 オープニングこそお馴染みのテーマが流れ、ドキドキさせるものの、そのあとの展開はオリジナルに比べるとややウエットで甘めかもしれない。オリジナル同様に風刺が効き、サミュエル・L・ジャクソンのニュース・ショーなどはかなり辛口の内容になってはいるが、マーフィーと彼の妻クララ、息子デイビッドの家族愛が大きなテーマになっているぶん、刺激は控えめになってしまった。しかし、登場人物それぞれのキャラクターが個性的であり、ストーリーも工夫されて作品としてのバランスがとれているため、オリジナルを知らない人でも楽しめる。いや、むしろオリジナルを知らない人の方が楽しめるのかもしれない。どっちをとるかという問題なのだが、個人的にはオリジナルのように、もっとブラックでもよかったような気がする。

 ジョエル・キナマンのロボコップはかなりスマートでカッコよく、動きも俊敏。かつてコロッケやレイパー佐藤が演じていたような動きはもはや見られない。

 オリジナルとのツインパックで買って、2作を比較して見ることができたのはよかった。

作品データ
監督:ジョゼ・パジーリャ 出演:ジョエル・キナマン、ゲイリー・オールドマン他
製作年:2014年 製作国:アメリカ



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