父ちゃん坊や ニード・フォー・スピード

ニード・フォー・スピード Need for Speed 【iTunes】

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 非合法の公道レースを描いたアクション映画で、レースゲーム「ニード・フォー・スピード」を実写化した作品。スター俳優が出演しているわけではなく、大がかりな仕掛けなどがあるわけでもないが、本編131分という2時間を超える大作である。
 
 自動車修理工のトビー(アーロン・ポール)は、一流のチューンアップの腕を持つ天才ドライバー。ストリートレースの賞金で亡くなった父親の負債を返していた。ライバルのディーノ(ドミニク・クーパー)から依頼されたマスタングのチューンアップを完成させたが、ディーノとのレースの最中に事故で弟分のピートを亡くし、自身もディーノの策略で事故の責任を問われて服役する。仮出所したトビーは、ディーノに復讐するべく、全米最大のストリートレース「デレオン」への出場を決意する。

 カーアクションは迫力十分で、主人公が無実の罪で服役することになった事件の真相を明らかにするというストーリーもひねりがあって悪くない。しかし、致命的なのはキャストが地味なこと。ストリートレース「デレオン」の主催者であるモナークを演じているのはマイケル・キートン。一見、マイケル・キートンとは気づかないのだが、キャストの中でビッグネームといえるのは彼くらい。ドミニク・クーパーは脇役として活躍しているが、この作品では悪役を演じているので感情移入はしにくい。ヒロインのイモージェン・プーツもリメイク版「フライトナイト」で見ているが、キャラクターがいまひとつはっきりしなかった。そして何より主人公トビーを演じたアーロン・ポールが年齢不詳。禿げ上がっているのでおっさんキャラかと思いきや、やってることは若者なのだ。悪い俳優だとは思わないが、キャスティングとしては失敗だったような気がする。

 それにしても、邦画でカーレースを扱った作品が少ないのはどうしてだろう。車は生活必需品という意識が強いせいもあるのだろうが、基本的に個人競技のカーレースは、団体競技好きの日本人には合わないのかもしれない。この作品を見たあとに正月の箱根駅伝を見ていたのだが、1人の選手がブレーキになってチーム全体の順位が落ちるという「駅伝」という競技はアメリカ人には受け入れられないだろうなあ、などと考えていた(国際的なEKIDENもあるけれど)。

作品データ
監督:スコット・ワウ 出演:アーロン・ポール、ドミニク・クーパー他
製作年:2014年 製作国:アメリカ


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