待ちきれなかった トム・ヤム・クン2

トム・ヤム・クン2(マッハ!無限大) The Protector 2 ☆ 【BD】

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 2005年の「トム・ヤム・クン」から約8年を経て、ようやく公開された続編。続編製作の情報は早い時期から入っていたが、2013年にタイで公開されたあとも日本版発売の噂もなく、待ちきれなくて yesasia.com から Blu-ray の US Version を購入してしまった。2015年に入ってから「マッハ!無限大」のタイトルで劇場公開が決まったらしいので、BDは無理でもDVDはそう遠からず発売されるに違いない。

 物語は前作の数年後の設定。兄弟同然の象のコーンを盗み出されたカーム(トニー・ジャー)は、コーンを取り戻そうと象キャンプのオーナーであるスチャートの屋敷に忍び込む。ところが、スチャートは既に殺されており、殺人の容疑者となったカームは、警察やスチャートの姪であるピンピン(ジージャー・ヤーニン)たちに追われることになる。

 昨年はインド映画にはまってしまい、タイ映画からは約1年ほど離れていたが、トニー・ジャーとジージャー・ヤーニンの共演作となればタイ語だろうと英語だろうと見ないわけにはいかない。果たして期待を裏切らない力作だった。「トム・ヤム・クン」の続編だけあってペットターイ・ウォンカムラオも出ているし、敵役には「アイアン・フィスト」のRZA、さらには実写版「ルパン三世」にも出ていたラター・ポーガームも出演している。タイ映画のファンにとっては豪華キャストといっていい。他にカズ・パトリック・タンの名前も発見して嬉しかったが、ちょい役で終わってしまったのが残念。

 キャストだけでなく、トニー・ジャーの盟友とでもいうべきパンナー・リットグライがアクション監督を務めているだけあって、後半は息もつかせぬ迫力のシーンの連続である(惜しいことにパンナー・リットグライは昨年7月に亡くなっている)。アクションは多分にジャッキー・チェンの作品を意識していることをうかがわせる物量作戦なのだが、ムエタイをベースにしているだけあって香港のアクション映画以上に痛みが伝わってくる。もっとも、この作品では「マッハ!」などとは違ってワイヤーアクションやCGを導入していることもはっきりわかるので、えげつなさは半減した気もする。それでも、トニー・ジャーだけでなく、妊娠、出産を経てスクリーンに復帰したジージャー・ヤーニンやマルス・クランプのアクションもたっぷりで、満足度は高い。

 英語字幕で見たために例によってストーリーの細部はわからない部分もあるが、後半はほとんど台詞がないので、見終わって消化不良の感はまったくない。特典映像を見ていて3Dでも製作されたということを知り、BDを買うのであれば3D版にするべきだったと後悔したのだった。

作品データ
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ 出演:トニー・ジャー、ペットターイ・ウォンカムラオ、ジージャー・ヤーニン他
製作年:2013年 製作国:タイ

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