SF映画の記念碑的作品 LUCY

ルーシー LUCY ☆ 【BD】

画像


 リュック・ベッソン監督にとっては1997年の「フィフス・エレメント」以来のSF映画。「フィフス・エレメント」は評価が真っ二つに分かれた作品だが、この作品も評価は分かれそう。人間の脳が100%働くようになると人間はどうなるのかという、人間存在の本質も関わる深遠なテーマを扱っており、個人的には「2001年宇宙の旅」にも匹敵するSF映画の記念碑的な作品といってもいいような気がする。

 トラブルに巻き込まれたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、マフィアのボスのチェン(チェ・ミンシク)によって運び屋として下腹部に麻薬の入った袋を埋め込まれる。暴行を受けたことによって袋は破れ、体内に吸収された麻薬の力によってルーシーの脳は活性化し始める。脳科学の権威であるノーマン博士(モーガン・フリーマン)に助けを求めたルーシーだが、チェンも彼女を追ってパリ市街で銃撃戦が始める。

 スカーレット・ヨハンソンは、脳の活性化に従って人間離れしてくるヒロインにぴったり。「アンダー・ザ・スキン」にも増して無機質な美しさが魅力的だった。「フィフス・エレメント」や「ジャンヌ・ダルク」のミラ・ジョヴォヴィッチにもイメージが重なるところがあり、いかにもリュック・ベッソンの好みという感じがする。もう少しセクシーなシーンがあれば文句なしだったのだが。脳科学者を演じたモーガン・フリーマンも安定感があってはまり役だったが、「オールド・ボーイ」の狂気を髣髴とさせるチェ・ミンシクが特によかった。アジアの俳優がハリウッドのスターと互角に存在感を発揮しているのはとても嬉しい。

 ラストに関しては肩すかしの感もあるが、SF映画としてはこれでいいような気がする。それほど評判にはならなかったが、しばらく経ってからカルト的な人気が出るのではないだろうか。

作品データ
監督:リュック・ベッソン 出演:スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマン、チェ・ミンシク他
製作年:2014年 製作国;フランス


LUCY/ルーシー [Blu-ray]
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
2015-01-16

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by LUCY/ルーシー [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック