SF映画らしいSF映画 インターステラー

インターステラー Interstellar 【iTunes】

画像


 「ダークナイト」や「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督によるSF映画。第87回アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した映像もさることながら、科学考証もしっかり行われており、監督自身もその影響を明言した「2001年宇宙の旅」に匹敵する本格的なSF作品と言っていい。

 人類滅亡の危機に瀕した地球で、元宇宙飛行士のクーパー(マシュー・マコノヒー)は自宅に起こった怪現象から何者かが重力エネルギーによってメッセージを送っていることに気づく。メッセージに従ってNASAの秘密基地にたどり着いたクーパーは、別の銀河に人類が移住可能な惑星を探すためのプロジェクトが進行していることを知り、旧知のブランド博士(マイケル・ケイン)の娘アメリア(アン・ハサウェイ)たちと宇宙船エンデュランス号で土星のワームホールに突入する。

 本編169分という大作であり、私にとって気軽に見られる作品ではない。連休に入ってから腹をくくって鑑賞したが、予想していたよりも地味な作品だった。ノーラン監督であればケレン味たっぷりなスペースオペラを作ることもできただろうが、単に消費されて終わるヒット作ではなく、映画史に残る名作を作りたかったのだろう。そのためか、緊迫感がある割に物語の進むリズムはゆったりとしている。決して退屈させるリズムではないのだが、本編の長さと相まって好き嫌いは分かれそうな作品である。

 主人公のクーパーを演じたマシュー・マコノヒー、ヒロインのアメリア(アン・ハサウェイ)やマン博士(マット・デイモン)以外にもキャストはそうそうたる面々。ジェシカ・チャスティン、マイケル・ケイン、ケイシー・アフレック、ジョン・リスゴーなど、ざっと名前を挙げてみてもお馴染みの俳優ばかりである。しかし、既視感なく彼らが演じた人物を見ることができたのは演出の妙だろう。そのために幸か不幸かジワジワと作品世界に引き込まれていくのだが、印象に残る場面は意外なほど少ない。おそらく数年経って改めて評価される作品になるのではないだろうか。

作品データ
監督:クリストファー・ノーラン 出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン他
製作年:2014年 製作国:アメリカ


インターステラー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/3枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2015-04-08

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by インターステラー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/3枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック