やっぱりキーラ・ナイトレイ イミテーション・ゲーム

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 The Imitation Game 【iTunes】

画像


 ナチスのエニグマ暗号の解読に取り組み、第二次世界大戦の終結を早めたといわれるイギリスの数学者アラン・チューリングを主人公にしたスリラー映画。

 1939年、イギリスがドイツに宣戦布告した直後、数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)は、ナチスのエニグマ暗号を解読するチームの一員となる。人間の頭脳による解読ではナチスの暗号機にかなわないと考えたチューリングは単独で暗号解読装置の製作に取りかかるが、同僚や上官の理解を得られず解雇されそうになる。しかし、チャーチル首相への直訴によってチューリングはチームの責任者となり、ケンブリッジ大卒の才媛ジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)らをチームに加えて「クリストファー」と名付けた暗号解読装置を完成させる。暗号の解読に成功したチューリングだったが、戦争を終結に導くためには解読に成功したことがナチスにばれてはならず、犠牲者が出ることを見過ごさねばならないと気づくのだった。

 歴史的事実に基づいた物語ではあるが、盛り上げるところはしっかり盛り上げており、エンターテインメントとしても第一級の作品である。主演がベネディクト・カンバーバッチというのが地味ではあるものの、広汎性発達障害ともいわれるアラン・チューリングを繊細に演じているところは見事。派手な戦闘シーンやアクションがあるわけでもないので、アクションスターは必要ない。むしろ彼のように演技力のある俳優でなければ物語の緊迫感は出せなかっただろう。とはいえ、男性の私からするとベネディクト・カンバーバッチよりもキーラ・ナイトレイなのだ。相変わらず「私ってきれいでしょ」「私ってかわいいでしょ」という演技なのだが、その通りなのでただただ見惚れるしかない。キーラ・ナイトレイの場合、何が何でも主演というわけではないようだが、助演でも存在感のある役柄に恵まれているのは彼女の美貌と演技力の賜物なのだろう。

作品データ
監督:モルテン・ティルドゥム 出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ他
製作年:2014年 製作国:イギリス、アメリカ




この記事へのコメント

この記事へのトラックバック