ノンフィクション!? オデッセイ

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 アンディ・ウィアーの小説『火星の人』を原作に、リドリー・スコットがメガホンをとり、マット・デイモンを主演に製作されたSF映画。第88回アカデミー賞では7部門でノミネートされた。

 火星探査計画アレス3に参加していた植物学者のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は、砂嵐に襲われて火星から待避する際にクルーたちと離れ、火星に1人取り残されてしまう。マークは基地に残された物資を活用し、次の探査計画アレス4が到着するまでの4年間を生き延びようと、科学を武器に空気や電気を確保し、ジャガイモの栽培に成功する。一方、マークが生きていることを知ったNASAは、食料などを輸送するロケットを打ち上げるが、発射直後にロケットは爆発。NASAは打つ手を失い、マークの生存は絶望的になる。

 火星に1人取り残されるようなことがあれば精神的なストレスは想像を絶し、訓練を積んだ宇宙飛行士といえどもマークのように前向きに生き延びようとするかどうかは疑問だが、あえて精神的な側面には触れず、サバイバル術を中心に描いたことでテンポよくストーリーが展開した。特に子どもの頃に秘密基地を作ってスパイ道具で遊んだ私たち世代の男性にはたまらない。あまりにうまく事が運びすぎるところもあるが、2時間半という本編の長さを考えれば無難という気もする。これが事実を基にした作品なら薄っぺらになってしまうところだが、SF映画なのだから見ている方も長時間にわたる過剰なストレスは好まない。NASAに救いの手を差しのべる中国の描き方も、これからの米中関係として好ましい描き方だったし、悪人が1人も出てこなかったところも嬉しい。

 宇宙飛行士の大西卓哉さんが搭乗したロシアの宇宙船ソユーズが、国際宇宙ステーションにドッキングしたというニュースを見た直後にこの作品を鑑賞したので、その事実がSF映画のように感じられ、逆に「オデッセイ」のようなフィクションも事実としてあり得るような不思議な気分でこの作品を見ていた。

作品データ
監督:リドリー・スコット 出演:マット・デイモン、キウェテル・イジョフォー、ジェシカ・チャステン他
製作年:2015年 製作国:アメリカ




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