TVシリーズ知らずに見ると シャーロック

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁 Sherlock:The Abominable Bride 【iTunes】

画像


 BBC制作のテレビシリーズ「SHERLOCK」の特別編。テレビシリーズは舞台を現代のイギリスに置き換え、ホームズとワトソンが活躍するが、特別編ではキャラクターはそのままにヴィクトリア朝に遡って「リコレッティ夫人の幽霊の謎」を解決する。日本では2016年2月に劇場公開され、テレビシリーズは2011年からBSプレミアムで放送されている。

 ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)とワトソン(マーティン・フリーマン)は、レストレード警部の訪問を受け、頭を銃で撃ち抜いて自殺した花嫁姿の女性が、その夜に再び姿を現して夫をショットガンで殺害するという奇怪な事件が起こったことを知る。その後、ホームズは兄のマイクロフトにカーマイケル夫人の依頼を受けるよう告げられるが、そこでも姿を現したのは花嫁姿の亡霊だった。

 テレビシリーズの内容は全く知らずに鑑賞したので、現代とヴィクトリア朝を行き来するオープニングには面食らったが、後半になると自分なりに何とか理解はできた。シーズン3とシーズン4の橋渡し的な作品でもあるので、テレビシリーズを見ていれば納得できる部分も多いはず。テレビシリーズを見ていなければ現代の部分は無視してもいっこうに差し支えない(個人的には想像の範囲内にあるヴィクトリア朝編よりも現代編の方が面白そう)。

 ベネディクト・カンバーバッチ演じるホームズは、これまでの俳優が演じてきた延長線上にあり、違和感は全くない。「イミテーション・ゲーム」のアラン・チューリングとも共通するキャラクターだったせいもあるのかもしれない。マーティン・フリーマンのワトソンとのやりとりも、自分が知っているホームズの世界観に収まっていたので安心して見ていられた。そういう点ではテレビシリーズを知らずに見ても、ヴィクトリア朝編に関しては合格点(意外性という意味での面白さには欠けるが)。さらに現代編との交錯があり、不親切ではあるが、緊張感という味付けが加わっていたため、最後まで飽きずに見ることができた。

 気になったのは、地位向上を目指す女性たちがおどろおどろしい秘密結社として描かれている点。批判もあったようだが、ゴシックホラー的な雰囲気を出すためにはやむを得なかったのだろうか。

作品データ
監督:ダグラス・マッキノン 出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン他
製作年:2016年 製作国:イギリス


SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁 (特典付き2枚組) [Blu-ray]
KADOKAWA / 角川書店
2016-08-05

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁 (特典付き2枚組) [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



次はこれ買う!


特捜部Q ~キジ殺し~ [DVD]
アメイジングD.C.
2016-08-03

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 特捜部Q ~キジ殺し~ [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック