最強コンビにハズレなし ブリッジ・オブ・スパイ

ブリッジ・オブ・スパイ Bridge of Spies 【iTunes】

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 冷戦時代の米ソで実際に行われた捕虜交換の実話を基に、米軍パイロットの解放交渉にあたった弁護士ジェームズ・ドノヴァンの活躍を描くサスペンス映画。スティーヴン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスが「プライベート・ライアン」、「ターミナル」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に続いてタッグを組んだ4作目の作品でもある。

 冷戦時代の1975年、弁護士ジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)はスパイ容疑で起訴されたソ連のルドルフ・アベル(マーク・ライランス)の弁護を依頼される。敵国のスパイを弁護することで世間から非難されるドノヴァンだったが、アベルを生かしておくことで将来アメリカ人がスパイとしてソ連に捕らえられた際の切り札になると判事を説得し、アベルの死刑回避に成功する。同じ頃、米軍パイロットのパワーズ(オースティン・ストウェル)が、偵察機U-2に搭乗中、ミサイルで撃墜され、ソ連に拘束される。ドノヴァンはCIAの要請を受け、パワーズとアベルを交換する交渉を行うため、東ベルリンを訪れる。

 しばしばこのブログでも取り上げているように、トム・ハンクスは誰を演じてもトム・ハンクスであり、化ける役者ではない。しかし、この作品で彼が演じている太めの中年弁護士ジェームズ・ドノヴァンは、ときどきトム・ハンクスを忘れさせる。役作りで太ったのか、単なる中年太りなのかは定かではないが、「いつものトム・ハンクス」に辟易していた私にとっては好感が持てた(とはいえ、眉間のシワは健在)。

 ストーリーも、複雑な要素をかなりスッキリさせて万人受けするエンターテイメントとし成立させている。もう少し見る側にストレスをかけてもいいのではないかと思わせるくらいとんとん拍子で物語が進み、2時間を超える長さを感じさせない。この辺のバランス感覚はさすがスピルバーグ監督というべきか。ドノヴァンが帰宅すると、ちょうどテレビでパワーズの解放が発表され、ドノヴァンが交渉に当たったことも明らかになる。サービスしすぎという感はあるが、これはこれでヨシとする。

作品データ
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:トム・ハンクス、マーク・ライランス他
製作年:2015年 製作国:アメリカ


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