動物と子役には勝てない 幸せへのキセキ

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  イギリス人コラムニストのベンジャミン・ミーが、2006年にイングランドのダートムーア動物園を購入し、1年かけて再オープンにこぎつけた実話を基に、舞台をアメリカに置き換えて映画化された作品。

 息子と娘を遺して妻に先立たれたコラムニストのベンジャミン・ミー(マット・デイモン)は、妻との幸福な思い出から逃れるように郊外の家への引っ越しを決意する。その家は閉鎖されたローズムーア動物園の中にあり、動物園のオーナーとなったベンジャミンはケリー・フォスター(スカーレット・ヨハンソン)ら飼育員とともに動物の世話をすることになる。動物園再開に向けて悪戦苦闘するうち、ベンジャミンは妻を喪った悲しみから立ち直り、反抗期だった息子との絆を取り戻していく。

 ベンジャミンの娘ロージーを演じたマギー・エリザベス・ジョーンズの一人勝ちといっていい。動物と子役には勝てないというが、彼女のキュートさが一番の収穫。ベンジャミンの息子ディランに思いを寄せるリリーを演じたエル・ファニングもかわいいいが、あくまでも脇役だった。もちろん、マット・デイモンやスカーレット・ヨハンソンも魅力的なのだが、たとえば最近このブログで取り上げた「オデッセイ」や「ミケランジェロ・プロジェクト」のマット・デイモンにと比べるとはるかに地味。スカーレット・ヨハンソンは非常にチャーミングだが、ブラック・ウィドウのセクシーさは封印している。彼らがあえてスターのオーラを消し去り、動物と子役に光を当てたことでファミリー映画として成功したのかもしれない。

 ストーリーも動物園経営のノウハウを面白おかしく描くのではなく、むしろ妻を喪った悲しみや反抗期にある息子との衝突などを中心に、しかもそれらが淡々と描かれている。しかし、それを「お涙ちょうだい」のドラマに終わらせず、あくまでも前向きに生きていく人々のドラマに仕立てたところに好感が持てた。

 キャストとストーリー紹介を見ただけでも感動作であることはわかるが、その期待は裏切られなかった。

作品データ
監督:キャメロン・クロウ 出演:マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン他
製作年:2011年 製作国:アメリカ


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