見事に完結! ドラゴン・フォー3

ドラゴン・フォー3 秘密の特殊捜査官/最後の戦い THE FOUR3 四大名捕大結局 ☆ 【BD】

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 宋代末期、特殊能力を持つ4人の秘密捜査官「四大名捕」の活躍を描いた「ドラゴン・フォー」3部作の完結編。ついに神侯府と安雲山との戦いに決着がつき、冷血と無情、姫遙花の三角関係も結末を見る。

 皇帝(アレックス・スー)は、世情を視察しようとお忍びで城下に出るが、六扇門が警護する目の前で何者かに襲われ、行方知れずになってしまう。六扇門に戻った冷血(ドン・チャオ)は、無情(リウ・イーフェイ)に対して神侯府に戻って皇帝を助けるよう説くが、皇帝を家族の仇と恨む彼女は受け入れない。息子である安世耿(ウー・ショウポー)を皇帝の位に就けようと企む安雲山(ユー・チェンフイ)は、皇帝を守ろうとする諸葛正我(アンソニー・ウォン)や四大名捕を強大な霊力で圧倒する。

 四大名捕のキャラクターが確立してきたのでシリーズを何作か続けても楽しめるのだろうが、ひとまず3部作で完結させようとした潔さがよい。また、逆に前後編の2作くらいではこの入り組んだストーリーは収束できず、消化不良の感が残ったはず。そういう意味では非常にバランスのとれた形で壮大なストーリーが完結したといえる。見終わって物足りなさも残らなかったし、うんざりした気分にもならず、満足感でいっぱいだった。

 単純な図式でいえば正義の味方の四大名捕と悪役の安雲山の戦いなのだが、そこに無情の家族が惨殺された過去の事件が絡んでくる。さらに安雲山の息のかかった姫遙花が六扇門のトップになり、皇帝を守る立場でありながら、その命を狙うという複線や主人公の冷血と無情、姫遙花の三角関係、無情と諸葛正我、鉄手との疑似家族の愛憎も加わる。ここまで複雑になると何が何だかわからなくなりそうだが、3部作でじっくりと物語を紡いだことと、物語が緻密に組み立てられていたことで、置いてけぼりを食うことはない。脇役に至るまで、登場人物それぞれの魅力も十分で、最後までどきどきわくわくして見ていられた。

 この「ドラゴン・フォー」は、3部作合わせて現時点では今年度のベスト作品である。 

作品データ
監督:ゴードン・チャン 出演:出演:ドン・チャオ、リウ・イーフェイ、アンソニー・ウォン他
製作年:2014年 製作国:中国、香港




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