優しい気持ちになれる アリス・イン・ワンダーランド

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS 【iTunes】

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 ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』を原作とした作品で、2010年の「アリス・イン・ワンダーランド」の続編。ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップら主要キャストがそのまま出演している。

 父の跡を継いでワンダー号の船長となり、3年ぶりにロンドンに戻ったアリス(ミア・ワシコウスカ)は、自宅が元婚約者のヘイミッシュの手に渡ろうとしていることを知る。母とともに交渉に訪れたヘイミッシュの屋敷で、アリスは蝶になったアブソレムによって再びアンダーランドへと誘われる。アンダーランドでは、マッドハッター(ジョニー・デップ)が死んだはずの自分の家族が生きているとアリスに訴えるが、取り合ってもらえないことに失望して病床に伏してしまう。白の女王(アン・ハサウェイ)から時間を遡ることのできるクロノスフィアのことを教えられたアリスは、マッドハッターを救うため、時間を支配するタイム(サシャ・バロン・コーエン)の城に向かう。

 『不思議の国のアリス』そのものに深い思い入れを持っていないので、1作目の印象はそれほど強くない。この2作目も、アリス役のミア・ワシコウスカが出てきたときに(美少女好きとしては)前作の印象とあまり変わっていなかったので少しがっかり。マッドハッター役のジョニー・デップも、今回は病床に伏しているので、いつものジョニー・デップらしさが感じられない。そういう意味では前半は期待外れという感が強かった。

 しかし、物語が進むにつれ、気づかぬうちにアンダーランドの世界に引き込まれていた。アン・ハサウェイ演ずる白の女王とヘレナ・ボナム=カーター演ずる赤の女王らのアンダーランドの住人たちが相変わらず魅力的なのだ。クロノスファイアで時間を旅しながらマッドハッターの家族を救おうと奮闘するストーリーもシンプルで、1作目よりも分かりやすい。最初はパッとしないと思っていたミア・ワシコウスカも、孤軍奮闘するアリスを見ているうちに魅力的に見えてくる。最後は文字通りのハッピーエンドで、優しい気もちになれる作品だった。

 残念だったのはiTunesの字幕版で見たために、白の女王の吹き替えをした深田恭子の声を聞けなかったこと。1作目の彼女の吹き替えはまさにはまり役だった。 

作品データ
監督:ジェームズ・ボビン 出演:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ他
製作年:2016年 製作国:アメリカ





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