アマネットのしもべになりたい ザ・マミー

ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 THE MUMMY 【TOHOシネマズ日本橋】

画像


 1932年の「ミイラ再生」のリブート作品。最近ではブレンダン・フレイザー主演の「ハムナプトラ」シリーズでもリメイクされているが、今回はネタに困ったユニバーサル・スタジオが過去の名作を蘇らせる新シリーズ「ダーク・ユニバース」の第1作として製作した。

 米国軍人ニック・モートン(トム・クルーズ)は、中東の戦争地帯での偵察中、砂漠の地中深く埋められた石棺を発見する。石棺には古代エジプトの女王アマネット(ソフィア・ブテラ)が呪いをかけられ封印されていた。ニックは石棺をイギリスへ移送する途中、輸送機ごと墜落するが、傷一つ負わずに生還する。封印を解かれたアマネットは人類への復讐を果たすべく、自らを完全に蘇らせるためにニックを生け贄にしようとするが、ニックは考古学者ジェニー(アナベル・ウォーリス)と協力してアマネットに立ち向かう。

 2015年12月以来になる劇場での映画鑑賞。最近は劇場に足を運ぶ時間がとれず、映画はBlu-rayやDVDを購入して自宅で見るのが基本なので、映画館で見る作品は「大きなスクリーンで見たいが、手元に置くまでもない微妙な」作品になる。今回、この条件にぴったり合ったのが、評判のパッとしないこの作品だった。キャストもストーリーも特撮も新鮮味は全くないが、劇場で見るにはまさにぴったりの作品で、十分に楽しむことができた。何より2時間を切る本編の長さが生ビールを飲みながら見るにはちょうどいい。前回、2時間を超える「007 スペクター」をこの劇場で見たときは、ラージサイズの生ビールのために上映途中で中座してしまったのだ。

 王女アマネットに魅入られたニック・モートンを演じたトム・クルーズは、まさに金太郎飴状態のトム・クルーズ。「ジャック・リーチャー」ではそれなりに年齢を感じさせて金太郎飴状態から脱したかと思ったが、相変わらずのトム様が帰ってきた。もっとも、このテの作品に演技力などは必要ない。トム様の華があればそれで十分なのだ。しかし、彼以上に目を引いたのは王女アマネットを演じたアルジェリア系フランス人俳優のソフィア・ブテラ。「キングスマン」で義足の殺し屋ガゼルを演じたときにも気になっていたが、この作品ではすっかりトム様を食ってしまう存在感を発揮した。「スタートレックBEYOND」では異星人を演じており、ふつうの人間以外を演じたときに魅力を発揮するタイプなのかもしれない。とはいえ、ヘレナ・ボナム=カーターのように素顔が分からなくなるまでメイクするのではなく、これからもその魅力的な容貌と肢体を見せて欲しいものだ。

 トム・クルーズが演じたニック・モートンの再登板は定かではないが、「ダーク・ユニバース」シリーズではラッセル・クロウ演じるジキル博士が率いる「プロディジウム」がモンスター退治を続けるらしい。毎回、トム・クルーズのようなスターをゲストに招き、ど派手な演出で盛り上げていけば2、3作は何とかなるかもしれない。

作品データ
監督:アレックス・カーツマン 出演:トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ他
製作年:2017年 製作国:アメリカ


ミイラ再生 [Blu-ray]
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
2016-08-24

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ミイラ再生 [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



次はこれ買う!


スペシャル・フォース [DVD]
竹書房
2017-08-02

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by スペシャル・フォース [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック