意外に軽かった ラ・ラ・ランド

ラ・ラ・ランド LA LA LAND ☆ 【BD】

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 女優の卵とジャズ・ピアニストの恋愛を描いたミュージカル映画。第89回アカデミー賞で史上最多13部門14ノミネートを受け、監督賞、主演女優賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞の6部門を受賞した2016年最大のヒット作。

 オーディションに落ちた女優の卵のミア(エマ・ストーン)は、クリスマス・パーティの帰りにレストランでセブ(ライアン・ゴズリング)の弾くピアノの音に惹きつけられる。春、パーティ会場で再会した2人は、撮影所やジャズクラブで会うようになり、交際が始まる。夏、一緒に暮らしながら夢を追う2人だったが、セブが収入のために参加したバンドが成功し、2人の気持ちがすれ違い始める。秋、夢を諦めかけたミアはセブの強引な説得でオーディションに合格し、2人はお互いへの思いを確かめ合う。

 世界中でヒットし、評価も高い作品なので期待を抱くとともに、ある種身構えて鑑賞したが、意外に軽い印象だった。私自身にアカデミー賞に対する先入観があったせいかもしれない。また、「感動作」であれば重厚なテーマが横たわっているはずだという思い込みもあったのだろう。ミュージカル映画も比較的見ている方だと思うが、差別などの社会的なテーマがあったり、主人公の成長に伴う激しい葛藤が描かれていることも多い。それらに比べると、夢と愛というテーマで展開する「ラ・ラ・ランド」は洗練されていて、軽い。もちろん、それが作品の評価を損なうわけではないが、待ち構えていたものが来なかったという作品だった。

 それでも、さすがに完成度は高い。作品を見終わったあともしばらく頭から離れないテーマ音楽は、ヒット作の最低条件だろう。エマ・ストーンもばりばりの美人ではないものの、見ているうちにどんどん魅力的に感じられてくる。これもキャスティングの妙といえる。当初予定されていたというエマ・ワトソンの「ラ・ラ・ランド」も見てみたい気はするが、かなり印象の違うものになったに違いない。 

作品データ
監督:デイミアン・チャゼル 出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン他
製作年:2016年 製作国:アメリカ


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