お子様向けだが パワーレンジャー

パワーレンジャー Power Rangers ☆ 【BD】

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 日本の「スーパー戦隊シリーズ」をアメリカでテレビドラマ化した「パワーレンジャー」の劇場版。日本で「恐竜戦隊ジュウレンジャー」として放映されたシリーズ第1作が原作となっている。1995年、1997年に次いで3度目の劇場版だという。

 エンジェル・グローブ高校のアメフト選手として将来を有望視されていたジェイソン(デイカー・モンゴメリー)は、友人との悪ふざけがもとで交通事故を起こして夢を絶たれる。補習クラスに通うようになったジェイソンは、発達障害だが、博学な同級生ビリー(RJ・サイラー)と親しくなり、彼に案内されて郊外の金鉱で奇妙なコインを発見する。その場に居合わせたキンバリー(ナオミ・スコット)、ザック(ルディ・リン)、トリニー(ベッキー・G)らとともにコインによって不思議な力を身に付けたジェイソンとビリーは、自分たちが邪悪な存在リタ・レパルサ(エリザベス・バンクス)を倒すためにパワーレンジャーとなる運命であることを知る。

 マーベルやDCのアメコミ・ヒーロー映画を収集するノリでAmazonの購入ボタンをクリックしたが、正気に戻って考えてみるとわざわざ購入してまで見る作品だったかどうかは不安でもあった。「スーパー戦隊シリーズ」で育ち、さらに最近まで娘たちとともにシリーズを見ていたので、正当な動機がないわけでもない。「ドラゴンボール」のハリウッド実写版だって手元に置いているのだから、自分の判断は間違っていなかったのだと自分を信じ込ませながら鑑賞した。

 テレビシリーズは日本版にアメリカでの撮影シーンを加えて再編集したものを放映していたということだが、劇場版はもちろんハリウッドのオリジナル。それでも日本版の(ちょっとぬるま湯的な)「正義と愛と友情」というテーマは健在で、最後にはちゃんと合体巨大ロボットも登場する。結論的にはお子様向け映画なのだが、特撮には金をかけているし、5人のレンジャーもそれぞれにキャラクターが描き分けられており、大人が見ても一応は楽しめるレベルに仕上がっている。一方、若手中心のキャストはフレッシュではあるものの、いまひとつ魅力に乏しく、印象に残ったのは悪役のリタ・リタ・レパルサを演じたエリザベス・バンクスだった。夏木マリを髣髴とさせるといえばカッコいい悪役だったことがわかってもらえるだろうか。せめて1人でも大物俳優が加わっていれば雰囲気も変わったような気がする。

作品データ
監督:ディーン・イズラライト 出演:デイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコット他
製作年:2017年 製作国:アメリカ


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