ジャスティス・リーグの巻き返し アクアマン

アクアマン AQUAMAN ☆ 【BD】

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 DCコミックスを原作とする、アトランティス帝国の女王と人間の間に生まれたヒーロー「アクアマン」の活躍を描く2018年のSFヒーロー映画。「DCエクステンデット・ユニバース」シリーズでは時系列的に「ジャスティス・リーグ」後に位置している。

 アトランティス帝国の女王アトランナ(ニコール・キッドマン)と灯台守のトム(テムエラ・モリソン)の間に生まれたアーサー(ジェイソン・モモア)は、海難事故や海賊から人々を守る「アクアマン」として活躍していた。一方、アトランティスではアーサーの異父弟にあたるアトランティス王、オーム(パトリック・ウィルソン)が海底の七つの国を率いて、海を荒らす地上の人間たちに戦争をしかけようとしていた。アトランティスの隣国ゼベルの王女メラ(アンバー・ハード)からオームの企みを聞かされたアーサーは、戦いを避けるために初代アトランティス王アトランが封印した伝説の矛トライデントを手に入れ、オームの暴走を止めようとする。

 「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」に置き換えると「マイティー・ソー」と似たキャラクターのアクアマン。知性派というより肉体派で、思考パターンも比較的単純なので、ストーリーそのものも複雑なものにはならない。異父弟のオーム王はそのままソーの義理の弟ロキと重なり、パートナーとなる王女メラを演じるアンバー・ハードもMCUを下敷きにするとスカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフに似ているような気がしてくる。DCのキャラかぶりは二番煎じと言えないこともないが、近作ではバットマンやスーパーマンが重苦しい戦いを繰り広げていたのに対し、この「アクアマン」の世界では明るく激しい戦いが繰り広げられ、登場人物とともに悩む必要もなく、アクアマンの世界を楽しむことができた。当然、20年前に海溝の国の生贄になったアーサーの母アトランナの生死も予想がつくのだが。

 脇役で印象的だったのは、アトランティス帝国の参謀バルコを演じたウィレム・デフォーと隣国ゼベルのネレウス王を演じたドフル・ラングレン。アトランティス帝国に忠誠を誓い、オームに仕える一方で、母親と引き離された幼いアーサーを鍛えたバルコだが、ウィレム・デフォーがこれまで演じてきたキャラクターから考えると、どこかで裏切るのではないかとドキドキしてしまった。しかし、最後まで忠臣で、彼も還暦を過ぎて「いいお爺さん」にシフト・チェンジをするのだろうか。そしてもう一人、ドルフ・ラングレンも予想外のキャスティング。エンド・クレジットを見るまで彼が演じていることに気づかなかった。彼もいつまでもドラゴやガンナーではないだろうが、娘思いの父親を演じていたのも意外性があって、ある意味で贅沢なキャスティングといえる。

作品データ
監督:ジェームズ・ワン 出演:ジェイソン・モモア、アンバー・ハード他
製作年:2018年 製作国:アメリカ

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