原作の雰囲気を損なわずまとめたダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード
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 原作を読んだのはしばらく前のことだったので細部は覚えていないが、ドキドキしながら一つ一つ謎が解き明かされていくのを楽しんで読んでいた。下巻に入ると一気に事件が収束に向かうので逆に失速感を禁じ得なかったものの、評判に違わず面白い作品だった。
 当然のように映画化が決まったという話を聞き、トム・ハンクスとラングドン教授が結び付かなかったこと以上に、どうやって原作のあの膨大な情報量を映画で表現するのかとやや懐疑的になっていた。
 実際に作品を見てみるとそれほど原作の雰囲気は損なわれていないし、上手に2時間半にまとめられていた。実際の光景に過去の光景や謎解きのヒントを二重写しにする手法もなるほどと感心。それでも情報を詰め込みすぎたために展開にスピード感があり過ぎて、「謎」があまりにも簡単に解決されていくような印象なのだ。原作を読んでいるとキリスト教には疎くても「重大な謎」が解き明かされていくという興奮を感じたものだが。キリスト教に詳しい人はともかく、原作も読んでいない人にはどうして登場人物たちがバタバタと走り回るのかが分からなかったかもしれない。原作を読んでから見ることをお勧めする。
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