スリラーというよりミステリー

羊たちの沈黙 the silence of the lambs
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 初めてのときはビクビクしながら見ていた記憶があるが、改めて見直してみると、おどろおどろしい描写はほとんどなく、スリラー映画というよりもミステリー映画という方がふさわしいようだ。猟奇殺人を扱いながらもグロテスクさを感じさせないのはA.ホプキンスやJ.フォスターの深みのある演技によるところが大きい。特にJ.フォスターは知性的な女性を演じさせたらピカイチ。この頃はまだ線の細さも残っていてレクターとの対決にはドキドキ・ワクワクさせられる。現在のJ.フォスターはすっかり強さやたくましさを感じさせるようになったので、A.ホプキンスとの対決も安心して見ていられそうなのだが。
レッドドラゴン RED DRAGON
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 「羊たちの沈黙」に続けて見たので、面白さも倍増。この作品だけを評価することは難しいのだが、最初から最後までスピーディな展開で飽きさせない、なかなかの佳作。後半の展開については「よくあるパターン」なのだが、それでもドキドキさせられる。
 2作ともA.ホプキンスのレクター博士の存在感が大きいことは確かだが、後半になってレクター博士を抜きにしても、犯人と捜査官の対決で盛り上がるのは有名俳優に頼っただけの作品ではないということか。
 こうなると未見の 「ハンニバル」「ハンニバル・ライジング」も見ないわけにはいくまい。


羊たちの沈黙 (特別編)
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